小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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サムエル記 |
英雄ダビデVSサウル王(11) |
アヒノアム |
Ahinoam|「兄弟は善良である」|ヘブライ語 |
■英雄の妻とは
イスラエル王サウルから逃亡中の英雄ダビデが娶った妻の1人。
ダビデはアビガイルと結婚したときには、すでにアヒノアムとも結婚していた。死海西方の土地を逃げ回るダビデに最後まで従った、辛抱強い女性である。
ダビデの妻たちの中では地味な存在だが、ダビデがまだペリシテ人の町に滞在していたころに、アマレク人たちに誘拐されるという危機を体験した。ダビデと兵たちが町を留守にした隙に、アマレク人の軍団が町を焼き払い、町に残っていた人々すべてを誘拐したのである。
町に戻った兵たちは大いに嘆き、指導者のダビデを打ち殺そうとさえいいだしたので、ダビデも苦悩した。
だが、彼は決断すると兵を率いて出発し、アマレク人を追跡した。
疲労のために200人の兵が途中のベソン川に留まることになったが、残りの兵は間もなくアマレクの軍団に追いつくと、誘拐されたすべての人々を取り返し、ダビデの妻アヒノアムとアビガイルも救った。
こうして危機を脱したアヒノアムは、ダビデがユダの王となってからも彼とともに住むことになったのである。
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