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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(121)
サムエル記
英雄ダビデVSサウル王(2)
ミカル
MIchal|「神のような者は誰か?」|ヘブライ語
■ダビデを危機から救った妻


 サウル王の次女。積極的な女性だが、ときに感情的になった。
 姉メラブは英雄ダビデを愛していなかったが、妹ミカルはもともとダビデを愛していた。メラブを利用してダビデを殺すことに失敗したサウル王は、これを知るとミカルを餌にしてダビデを殺そうとした。
 ダビデは王の婿となるには莫大な結納金がいると考え、今回も王の申し出を拒否したが、サウルはペリシテ人の陽皮100枚あればよいといって誘った。
 そこで、ダビデはすぐにも兵を率いてペリシテ人200人を襲い、その陽皮を持ち帰った。
 こんなことがあってダビデと結婚したミカルは、本来がダビデを愛していたので、結婚後には父の策略からダビデを救うことになった。
 敵意に燃えていたサウルは、やがて家臣たちにダビデを殺すように命じるまでになった。このことを知ったミカルは夜にダビデを脱出させ、その寝床に人形を入れた。おかげでダビデはサウルのもとから逃走することができた。
 しかし、残されたミカルはダビデの逃走中に別の男と結婚させられ、ダビデのもとに戻ったのは父サウルの死後だった。
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登場人物で読む聖書の物語 第四章 目次
第四章■ダビデ・ソロモン王国の時代
(BC1000~930年ころ)
◆イスラエル統一王国、その繁栄と内紛

第四章について
●少年ダビデVS巨人ゴリアト//|エッサイダビデゴリアトエリアブ
●英雄ダビデVSサウル王//|メラブミカルヨナタンアヒメレクドエグアビアタルナバルアビガイルアビシャイアキシュアヒノアムアビナダブ
●英雄ダビデVSイシュ・ボシェト王//|イシュ・ボシェトアブネルアサエルパルティヨアブレカブ
●首都エルサレムと神の箱//|ヒラムウザオベド・エドム
●ダビデ王国の拡大//|ハダドエゼルショバクハヌントイイシュビ・ベノブイシュバアル
●前王家の生き残り//|ツィバメフィボシェト
●ダビデ王の罪//|バト・シェバウリヤナタン
●王家のもめごと//|アムノンタマルヨナダブ
●アブサロムの乱//|アブサロムイタイツァドクシムイアヒトフェルフシャイヨナタンアヒマアツバルジライ
●シェバの乱//|シェバアマサ
●人口調査の罰//|ガドアラウナ
●ダビデの後継者争い//|アビシャグアドニヤベナヤ
●ソロモン王の繁栄//|ソロモンフラムハダド| 
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