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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(142)
サムエル記
ダビデ王国の拡大(2)
ショバク
Shobach|「拡大」|ヘブライ語
■勢いづくイスラエル王国


 アラム人の王国ツォバの軍司令官。ファショクとも呼ばれる。
 ハダドエゼル王に信頼された優秀な軍人で、ツォバのユーフラテス川方面への勢力拡大に貢献した。
 ダビデ率いるイスラエルとツォバの間に戦争が起こったときは、ハダドエゼル王はすぐにもショバクを呼び寄せ、ガリラヤ湖東方のヘラムにおいてダビデの軍に対抗させた。
 ショバクは優秀な司令官らしく、戦列を整えてダビデ軍を迎え撃った。
 しかし、ダビデ軍の勢いにはかなわず、ショバクの軍もまた戦いに敗れることになった。この戦いでダビデはツォバ軍の戦車兵700、騎兵4万を殺し、司令官のショバクも捕らえたその場で打ち殺したのである。
 この戦いにはアラム人の諸国からも援軍が駆けつけており、アラム連合軍対イスラエルの全面戦争という意味あいがあった。この戦争でハダドエゼル王のツォバが敗れたことで、ハダドエゼルに隷属していた王たちはみなイスラエルに敗北したことを認め、イスラエルに隷属することになったのである。
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登場人物で読む聖書の物語 第四章 目次
第四章■ダビデ・ソロモン王国の時代
(BC1000~930年ころ)
◆イスラエル統一王国、その繁栄と内紛

第四章について
●少年ダビデVS巨人ゴリアト//|エッサイダビデゴリアトエリアブ
●英雄ダビデVSサウル王//|メラブミカルヨナタンアヒメレクドエグアビアタルナバルアビガイルアビシャイアキシュアヒノアムアビナダブ
●英雄ダビデVSイシュ・ボシェト王//|イシュ・ボシェトアブネルアサエルパルティヨアブレカブ
●首都エルサレムと神の箱//|ヒラムウザオベド・エドム
●ダビデ王国の拡大//|ハダドエゼルショバクハヌントイイシュビ・ベノブイシュバアル
●前王家の生き残り//|ツィバメフィボシェト
●ダビデ王の罪//|バト・シェバウリヤナタン
●王家のもめごと//|アムノンタマルヨナダブ
●アブサロムの乱//|アブサロムイタイツァドクシムイアヒトフェルフシャイヨナタンアヒマアツバルジライ
●シェバの乱//|シェバアマサ
●人口調査の罰//|ガドアラウナ
●ダビデの後継者争い//|アビシャグアドニヤベナヤ
●ソロモン王の繁栄//|ソロモンフラムハダド| 
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