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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(149)
サムエル記
ダビデ王の罪(1)
バト・シェバ
Bathsheba|「誓いの娘」|ヘブライ語
■美しき、ソロモンの母


 イスラエル王ダビデの妻でソロモンの母。とても美しかったが、権力を手に入れるために自分の美しさを利用した女性でもあった。
 彼女はもともとヒッタイト人ウリヤの妻だった。
 ところが、イスラエルがアンモン人と戦争状態にあり、夫ウリヤが出征していたときのことだ。エルサレムの町に残っていたダビデが、ある日屋上を散歩していると、とても美しい女が水を浴びているのが目に入った。
 それがバト・シェバで、ダビデは一目で彼女にまいってしまった。
 ダビデが屋上にいたことを彼女は実は知っており、彼の気を引くようにしたのかもしれない。とにかく、ダビデは欲望に駆られて使いの者をやり、人妻だと知っていながら彼女と床を共にした。
 この関係から彼女は妊娠したが、この後のダビデの行為は彼の人生の最大の汚点となった。ダビデはいろいろと姑息な手段を使って、彼女の夫ウリヤを危険な戦場に送り出して殺したのである。
 こうして、バト・シェバはダビデの妻となったが、神はダビデの行為に怒り、この関係から生まれた子はすぐに死ぬことになった。
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登場人物で読む聖書の物語 第四章 目次
第四章■ダビデ・ソロモン王国の時代
(BC1000~930年ころ)
◆イスラエル統一王国、その繁栄と内紛

第四章について
●少年ダビデVS巨人ゴリアト//|エッサイダビデゴリアトエリアブ
●英雄ダビデVSサウル王//|メラブミカルヨナタンアヒメレクドエグアビアタルナバルアビガイルアビシャイアキシュアヒノアムアビナダブ
●英雄ダビデVSイシュ・ボシェト王//|イシュ・ボシェトアブネルアサエルパルティヨアブレカブ
●首都エルサレムと神の箱//|ヒラムウザオベド・エドム
●ダビデ王国の拡大//|ハダドエゼルショバクハヌントイイシュビ・ベノブイシュバアル
●前王家の生き残り//|ツィバメフィボシェト
●ダビデ王の罪//|バト・シェバウリヤナタン
●王家のもめごと//|アムノンタマルヨナダブ
●アブサロムの乱//|アブサロムイタイツァドクシムイアヒトフェルフシャイヨナタンアヒマアツバルジライ
●シェバの乱//|シェバアマサ
●人口調査の罰//|ガドアラウナ
●ダビデの後継者争い//|アビシャグアドニヤベナヤ
●ソロモン王の繁栄//|ソロモンフラムハダド| 
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