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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(171)
列王記・歴代誌
ソロモン王の繁栄(1)
ソロモン
Solomon|「平和の」|ヘブライ語
■赤子を裂いて2人に分けよ


 ダビデの息子で第三代イスラエル王。王位継承問題で敵対したアドニヤ派の人々を粛正することで、王国を揺るぎないものとし、栄華を極めた。しかし、ソロモンの人生は知的かつ冷静すぎて、面白味に欠ける嫌いがある。
 そのソロモンの知恵を表す逸話に、子供を争う2人の遊女の話がある。
 2人の遊女は同じ家に住み、2人とも子供を生んだが、1人が寝ているときによりかかって赤子を殺してしまい、残った赤子を2人が奪い合うことになった。
 この2人が王の仲裁を求めに来ると、王は剣で子供を2つに裂いて分けよと命じた。
 このとき、遊女の1人は子供を殺さずに相手に与えてくれと訴え、1人は王のいうとおりにしてくれといった。
 これを聞いた王は即座に、子供を生かしてくれといった女を母と認めたのである。
 ソロモン王の栄華と知恵は周辺諸国にも有名だったようで、エチオピアのシェバの女王が訪れたこともあった。聖書には記されていないが、王と女王には子供が生まれ、その子がエチオピア王家を創立したという伝説もある。
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登場人物で読む聖書の物語 第四章 目次
第四章■ダビデ・ソロモン王国の時代
(BC1000~930年ころ)
◆イスラエル統一王国、その繁栄と内紛

第四章について
●少年ダビデVS巨人ゴリアト//|エッサイダビデゴリアトエリアブ
●英雄ダビデVSサウル王//|メラブミカルヨナタンアヒメレクドエグアビアタルナバルアビガイルアビシャイアキシュアヒノアムアビナダブ
●英雄ダビデVSイシュ・ボシェト王//|イシュ・ボシェトアブネルアサエルパルティヨアブレカブ
●首都エルサレムと神の箱//|ヒラムウザオベド・エドム
●ダビデ王国の拡大//|ハダドエゼルショバクハヌントイイシュビ・ベノブイシュバアル
●前王家の生き残り//|ツィバメフィボシェト
●ダビデ王の罪//|バト・シェバウリヤナタン
●王家のもめごと//|アムノンタマルヨナダブ
●アブサロムの乱//|アブサロムイタイツァドクシムイアヒトフェルフシャイヨナタンアヒマアツバルジライ
●シェバの乱//|シェバアマサ
●人口調査の罰//|ガドアラウナ
●ダビデの後継者争い//|アビシャグアドニヤベナヤ
●ソロモン王の繁栄//|ソロモンフラムハダド| 
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