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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語◆第六章について
第六章■捕囚の時代
(BC720~530年ころ)
◆アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人


 この章では、旧約聖書の『ダニエル書』『エズラ記』『ネヘミヤ記』『エステル記』と旧約聖書続編『トビト記』『ダニエル書補遺スザンナ』に登場する人々を紹介している。
 イスラエル王国、ユダ王国の人々は、王国滅亡後にはアッシリアの首都ニネベやバビロニアの首都バビロンで、国を失った離散ユダヤ人として暮らすようになった。やがて、アッシリアやバビロニアが滅び、ペルシアの時代が来ても、多くの者たちは他国で暮らした。他国には、その国の習慣や宗教があったので、離散ユダヤ人としての暮らしは、ユダヤ人の民族意識や宗教にとって大きな打撃となった。しかし、そんな逆境の中でも、民族の独自性を守り通した人々がいた。ここで紹介するのは、このような人々の物語である。
 主な物語と登場人物は次のようになっている。


【トビトの物語】
 イスラエル王国滅亡後に、アッシリアの首都ニネベで暮らしていたイスラエル人トビトの物語である。

●トビトの家族と天使ラファエルの活躍//|トビトアヒカルトビアサラエドナラグエルガバエルハンナアザリア

【ダニエルの物語】
 ユダ王国滅亡後に、バビロニアの首都バビロンの宮廷に仕えた、信仰深いユダヤ人ダニエルの物語である。

●賢者ダニエルの活躍//|ダニエルアシュペナズアルヨクネブカドネツァルハナンヤベルシャツァルダレイオススザンナヨアキム

【エルサレム神殿の再建】
 ペルシア時代に、荒れ果てたままになっていたエルサレムの神殿を再建するために奮闘した離散ユダヤ人たちの物語である。

●ユダヤ帰還民と神殿の再建//|キュロスシェシュバツァルゼルバベルハガイゼカリヤタテナイダレイオス1世
●総督ネヘミヤのエルサレム再建//|ネヘミヤハナニアルタクセルクセス1世サンバラトトビヤ
●書記官エズラの宗教改革//|エズラシェカンヤ

【エステルの物語】
 ペルシアの王妃となった美しいユダヤ人エステルが、民族の危機を救う物語である。

●ペルシア王妃エステルの物語//|エステルクセルクセスメムカンヘガイシャアシュガズモルデカイハマンゼレシュ
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