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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
フランボワイヤン・ワールド・トップ登場人物で読む聖書の物語目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(268)
トビト記
トビトの家族と天使ラファエルの活躍(5)
エドナ
Edna|「喜び」|ヘブライ語
■娘よ、元気をお出し


 トビトの息子トビアの妻となる娘サラの母。優しく愛情深い女だった。
 娘サラは7度男に嫁ぎながら、そのつど悪魔の妨害にあい、初夜の前に男が死ぬという不運に襲われた。
 これはエドナにとっても大きな悲しみだった。
 天使ラファエルに導かれて親戚の青年トビアが来訪し、サラと結婚することが決まったときも、彼女は娘サラと一緒に今後の運命を恐れて涙を流した。それでも、彼女は娘のためにいった。
「天の主が、お前の悲しみを喜びに変えてくださるように。娘よ、元気をお出し」。
 幸い、天使ラファエルの助言のおかげでトビアは命を落とすことなく、2人は無事に初夜を終えた。
 婚礼の祝宴も終わり、2人がトビアの父トビトの待つニネベに帰るとき、エドナはいった。
「愛する子トビア、主の導きであなたが無事家に戻れますように。わたしがまだ元気なうちに、あなたがたの子供たちに会いたいものです」。
 ニネベに戻ったトビアとサラは、その地でトビアの両親と暮らし、彼らが死ぬまで面倒を見た。その後、2人はメディアの地に赴き、サラの両親が死ぬまで面倒を見続けた。
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登場人物で読む聖書の物語 第六章 目次
第六章■捕囚の時代
(BC720~530年ころ)
◆アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人

第六章について
●トビトの家族と天使ラファエルの活躍//|トビトアヒカルトビアサラエドナラグエルガバエルハンナアザリア
●賢者ダニエルの活躍//|ダニエルアシュペナズアルヨクネブカドネツァルハナンヤベルシャツァルダレイオススザンナヨアキム
●ユダヤ帰還民と神殿の再建//|キュロスシェシュバツァルゼルバベルハガイゼカリヤタテナイダレイオス1世
●総督ネヘミヤのエルサレム再建//|ネヘミヤハナニアルタクセルクセス1世サンバラトトビヤ
●書記官エズラの宗教改革//|エズラシェカンヤ
●ペルシア王妃エステルの物語//|エステルクセルクセスメムカンヘガイシャアシュガズモルデカイハマンゼレシュ| 
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