ようこそ。ここは草野巧のホームページです。
フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
フランボワイヤン・ワールド・トップ登場人物で読む聖書の物語目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(270)
トビト記
トビトの家族と天使ラファエルの活躍(7)
ガバエル
Gabael
■20年間、銀を守り通す


 トビトの親戚で、メディア地方に住んでいた。20年も昔にトビトから預かった数百kgの銀を大事に保管し続けた、善良で信頼できる男である。
 トビトはもと貿易商人としてメディアと交易を行っており、そのときガバエルに大量の銀を預けたが、王が代替わりしてメディアとの往来ができなくなったため、取りに行くことができなかった。
 20年後にそれを思い出したトビトは、息子トビアに銀を受け取ってくるように命じた。
 ところが、この旅の途中でトビアはサラと結婚することになったので、一緒に旅をしていた天使ラファエルが彼の代わりにガバエルを訪れることになった。
 ラファエルは銀の証文をガバエルに渡し、トビアがサラとの結婚式に招待している旨を伝えた。
 正直者のガバエルは20年前から封印したままになっている銀の袋を数えてラファエルに渡し、大いに喜んで婚礼の場に向かった。
 婚礼の場でトビアに迎えられたガバエルは泣いて喜び、祝福の言葉をいった。
「主があなたとあなたの妻、そしてあなたの父上、あなたの妻の母上に、天より祝福をお与えくださいますように」。
PreviousNext
登場人物で読む聖書の物語 第六章 目次
第六章■捕囚の時代
(BC720~530年ころ)
◆アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人

第六章について
●トビトの家族と天使ラファエルの活躍//|トビトアヒカルトビアサラエドナラグエルガバエルハンナアザリア
●賢者ダニエルの活躍//|ダニエルアシュペナズアルヨクネブカドネツァルハナンヤベルシャツァルダレイオススザンナヨアキム
●ユダヤ帰還民と神殿の再建//|キュロスシェシュバツァルゼルバベルハガイゼカリヤタテナイダレイオス1世
●総督ネヘミヤのエルサレム再建//|ネヘミヤハナニアルタクセルクセス1世サンバラトトビヤ
●書記官エズラの宗教改革//|エズラシェカンヤ
●ペルシア王妃エステルの物語//|エステルクセルクセスメムカンヘガイシャアシュガズモルデカイハマンゼレシュ| 
Copyright(C) 草野巧 All Right Reserved