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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
フランボワイヤン・ワールド・トップ登場人物で読む聖書の物語目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(274)
ダニエル書
賢者ダニエルの活躍(2)
アシュペナズ
Ashpenaz
■水と野菜だけで


 紀元前6世紀にバビロニア王ネブカドネツァルに仕えていた、気弱で心配性の侍従長。第1回捕囚の直後に、バビロニア王がイスラエル人の王族・貴族の中から何事にも優れた少年たちを選んだとき、実際の人材選考を担当した。
 選ばれた少年たちは宮廷の肉類と酒を与えられ、3年間養成されることになった。
 この少年たちの中にダニエルを筆頭にして、ハナンヤ、ミシャエル、アザエルという優れた少年たちがいた。
 彼らは宗教的にも敬虔で、ダニエルは宮廷の肉類や酒で自分を汚すまいと決心し、アシュペナズに願い出た。
 アシュペナズはダニエルたちに親切だったが、このときはおろおろした。
「わたしは王様が恐ろしい。王様がお前たちの食べ物と飲み物をお定めになったのだから。お前たちの顔色が悪くなったら、わたしの首が危うくなるではないか」。
 ダニエルは、10日間試みに水と野菜だけで生活させてくれるよう頼んだ。10日後になると、4人の健康は他の少年たちよりも優れているほどだった。
 こうして、ダニエルら4人はこれ以降も水と野菜だけで生活することになったのである。
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登場人物で読む聖書の物語 第六章 目次
第六章■捕囚の時代
(BC720~530年ころ)
◆アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人

第六章について
●トビトの家族と天使ラファエルの活躍//|トビトアヒカルトビアサラエドナラグエルガバエルハンナアザリア
●賢者ダニエルの活躍//|ダニエルアシュペナズアルヨクネブカドネツァルハナンヤベルシャツァルダレイオススザンナヨアキム
●ユダヤ帰還民と神殿の再建//|キュロスシェシュバツァルゼルバベルハガイゼカリヤタテナイダレイオス1世
●総督ネヘミヤのエルサレム再建//|ネヘミヤハナニアルタクセルクセス1世サンバラトトビヤ
●書記官エズラの宗教改革//|エズラシェカンヤ
●ペルシア王妃エステルの物語//|エステルクセルクセスメムカンヘガイシャアシュガズモルデカイハマンゼレシュ| 
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