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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(294)
エズラ記・ネヘミヤ記
書記官エズラの宗教改革(1)
エズラ
Ezra|「助け」|ヘブライ語
■何事も律法に書かれてあるとおりに


 紀元前5世紀後半、ネヘミヤと同時代に活躍したエルサレムの祭司・書記官。とくに宗教改革に力を注いでユダヤ民族の再興に貢献した。
 エズラの宗教改革の基本は厳密な律法主義で、彼はバビロンからモーセの律法の書を携えてエルサレムにやってくると、祭司や家族の家長たちと一緒に事細かにそれを研究し、人々の前で朗読したりした。
 そのやり方は徹底的に生真面目で、律法の研究の結果、「イスラエルの人々は第七の月の祭の期間を仮庵で過ごさなければならず」という文句を見つけると、すぐにも”仮庵祭”(モーセが荒野をさまよったことを記念する祭)を復活させた。
 さらに、エズラが取り組んだ仕事に、雑婚の禁止があった。
 ユダヤ人は古くは同族の者と結婚しなければならないという決まりがあったが、いつの間にかその習慣は廃れ、この時代には異民族の女と結婚するユダヤ人も多かった。
 この問題に悩んだ彼はユダのすべての人々を神殿の前に集め、異民族の女と結婚することを禁じ、すでに異民族の妻子がある者にはすぐにもそれと絶縁することを命じたのである。
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登場人物で読む聖書の物語 第六章 目次
第六章■捕囚の時代
(BC720~530年ころ)
◆アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人

第六章について
●トビトの家族と天使ラファエルの活躍//|トビトアヒカルトビアサラエドナラグエルガバエルハンナアザリア
●賢者ダニエルの活躍//|ダニエルアシュペナズアルヨクネブカドネツァルハナンヤベルシャツァルダレイオススザンナヨアキム
●ユダヤ帰還民と神殿の再建//|キュロスシェシュバツァルゼルバベルハガイゼカリヤタテナイダレイオス1世
●総督ネヘミヤのエルサレム再建//|ネヘミヤハナニアルタクセルクセス1世サンバラトトビヤ
●書記官エズラの宗教改革//|エズラシェカンヤ
●ペルシア王妃エステルの物語//|エステルクセルクセスメムカンヘガイシャアシュガズモルデカイハマンゼレシュ| 
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