ようこそ。ここは草野巧のホームページです。
フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
フランボワイヤン・ワールド・トップ登場人物で読む聖書の物語目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(291)
エズラ記・ネヘミヤ記
総督ネヘミヤのエルサレム再建(3)
アルタクセルクセス1世
Artaxerxes|「勇敢な勇士」|ペルシア語
■大王の寛大さ


  ペルシア王(在位、前464~424年)。争いを好まず平和を愛した穏健な人物で、エルサレムを再建したいという側近ネヘミヤにも寛大な態度を示した。
 兄弟ハナニからエルサレムの惨状を聞いたネヘミヤは気分も重く、王の側近として働く間にも表情は曇りがちだった。そんなネヘミヤに王はいった。
「暗い表情をしているが、どうしたのか。病気ではあるまい。何か心に悩みがあるに違いない」。
 おかげで、ネヘミヤは自分の望みを正直にいうことができた。
「もしも僕(しもべ)がお心に適い、王にお差し支えがなければ、わたしをユダに、先祖の墓のある町にお遣わしください」。
 王はネヘミヤの気持ちを汲み、すべてネヘミヤが望むとおりにすることを許した。
 しかも、王はネヘミヤがすべての土地を無事に通過できるようにユーフラテス川西方地域の総督に当てた書状を書き、エルサレムの城壁を築くために必要となる木材を入手できるように森林管理者に当てた書状まで作成した。
 このように寛大な王の好意もあって、ネヘミヤは無事にエルサレムまで旅し、城壁を完成させることができたのである。
PreviousNext
登場人物で読む聖書の物語 第六章 目次
第六章■捕囚の時代
(BC720~530年ころ)
◆アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人

第六章について
●トビトの家族と天使ラファエルの活躍//|トビトアヒカルトビアサラエドナラグエルガバエルハンナアザリア
●賢者ダニエルの活躍//|ダニエルアシュペナズアルヨクネブカドネツァルハナンヤベルシャツァルダレイオススザンナヨアキム
●ユダヤ帰還民と神殿の再建//|キュロスシェシュバツァルゼルバベルハガイゼカリヤタテナイダレイオス1世
●総督ネヘミヤのエルサレム再建//|ネヘミヤハナニアルタクセルクセス1世サンバラトトビヤ
●書記官エズラの宗教改革//|エズラシェカンヤ
●ペルシア王妃エステルの物語//|エステルクセルクセスメムカンヘガイシャアシュガズモルデカイハマンゼレシュ| 
Copyright(C) 草野巧 All Right Reserved