小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
販売開始しました。 |
|
《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
|
エズラ記・ネヘミヤ記 |
総督ネヘミヤのエルサレム再建(1) |
ネヘミヤ |
Nehemiah|「主は慰めてくださった」|ヘブライ語 |
■わずか52日で城壁を築く
紀元前5世紀中ごろのユダヤの指導者で、書記官エズラと共にユダヤ民族再興に取り組んだ情熱的英雄。
前515年に第二神殿が完成したにも関わらず、当時のエルサレムは社会的不正や宗教的堕落がはびこり、破壊された城壁も放置されたままだった。
バビロンに移された捕囚民の1人でペルシア王アルタクセルクセス1世の側近だったネヘミヤは、このようなエルサレムの惨状を知るやいても立ってもいられなくなった。
彼はすぐにも王に直訴すると、ユダヤ州総督としてエルサレムに帰還し、人々を率いて城壁の修復にとりかかった。
しかも、ネヘミヤは指導者としても有能で、帝国の役人サンバラトやアンモン人トビヤなど、城壁工事を妨害しようとする勢力がいる中で、徹底した警戒体制を敷き、わずか52日間で城壁を完成した。
その後も彼は終生そこに住んで人々を指導し、エルサレムのために尽力したが、民に重荷を負わせることを好まず、総督として働いた12年間に、その給与は一度も受け取らなかったという。 |
|
|