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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
フランボワイヤン・ワールド・トップ登場人物で読む聖書の物語目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(269)
トビト記
トビトの家族と天使ラファエルの活躍(6)
ラグエル
Raguel
■娘の夫の墓を掘る


 トビトの親戚でサラの父。娘思いの善良な男で、メディア地方に住んでいた。
 トビトの息子トビアが訪れてくると大いに歓迎し、トビトが失明したことを聞くと家族で嘆き悲しんだ。
 ラグエルは正直だったので、トビアが娘サラに結婚を申し込むと、サラには悪魔がとりついており、これまでに彼女と結婚しようとした7人の男がみな初夜の晩に死んだことを打ち明けた。
 それでもトビアの意志が変わらないのを知って結婚を承諾した。
 そして、トビアとサラのために初夜の部屋を用意したラグエルは、翌朝にはトビアが死んでいるだろうと考え、夜のうちに起き出して召使いと一緒に墓を掘った。
「たぶん、トビアは死んでいる。わたしたちはまた嘲笑の的となり、辱めを受けるだろう」。
 しかし、トビアが死ななかったことがわかったので、その穴は夜明け前に埋め、ラグエルは妻エドナと一緒に神に感謝の祈りを捧げた。
 婚礼の祝宴の後で、サラとトビアがニネベに旅立つとき、娘思いのラグエルは全財産の半分を彼らに与えて送り出した。
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登場人物で読む聖書の物語 第六章 目次
第六章■捕囚の時代
(BC720~530年ころ)
◆アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人

第六章について
●トビトの家族と天使ラファエルの活躍//|トビトアヒカルトビアサラエドナラグエルガバエルハンナアザリア
●賢者ダニエルの活躍//|ダニエルアシュペナズアルヨクネブカドネツァルハナンヤベルシャツァルダレイオススザンナヨアキム
●ユダヤ帰還民と神殿の再建//|キュロスシェシュバツァルゼルバベルハガイゼカリヤタテナイダレイオス1世
●総督ネヘミヤのエルサレム再建//|ネヘミヤハナニアルタクセルクセス1世サンバラトトビヤ
●書記官エズラの宗教改革//|エズラシェカンヤ
●ペルシア王妃エステルの物語//|エステルクセルクセスメムカンヘガイシャアシュガズモルデカイハマンゼレシュ| 
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