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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(264)
トビト記
トビトの家族と天使ラファエルの活躍(1)
トビト
Tobit|「わが神」|ヘブライ語
■神の計画で幸福を取り戻す


 イスラエル人のアッシリア捕囚時代(前722~612年)を舞台とした歴史的物語『トビト記』の主人公。
 アッシリア帝国のイスラエル王国侵略によって、アッシリアの首都ニネベで暮らすようになった。ニネベに住みながらも異教徒の食事を拒否し、弾圧で殺されたイスラエル人の死体があれば、夜の間に埋葬するような敬虔な人物だった。
 こうした敬虔さのためにアッシリア王センナケリブの反感を買い、財産を没収され、妻ハンナと息子トビアを残してニネベから逃げ出した。
 王の死後、再びニネベに戻ったが、それから間もなく鳩の糞が目に入って失明してしまった。
 ささいなことから妻との折り合いも悪くなった。
 あまりの不運続きに絶望したトビトは、生きているより死んだ方がよいと神に祈るほどだった。
 その祈りを神は耳にして、トビトを幸福にする計画を立てた。それは、息子トビアを同族の1人でとりわけ信仰深い娘サラと結婚させ、そのうえでトビトの目を癒すというものだった。
 この計画のために天使ラファエルが人間の姿で地上に遣わされ、トビトは幸福を取り戻すことになるのである。
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登場人物で読む聖書の物語 第六章 目次
第六章■捕囚の時代
(BC720~530年ころ)
◆アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人

第六章について
●トビトの家族と天使ラファエルの活躍//|トビトアヒカルトビアサラエドナラグエルガバエルハンナアザリア
●賢者ダニエルの活躍//|ダニエルアシュペナズアルヨクネブカドネツァルハナンヤベルシャツァルダレイオススザンナヨアキム
●ユダヤ帰還民と神殿の再建//|キュロスシェシュバツァルゼルバベルハガイゼカリヤタテナイダレイオス1世
●総督ネヘミヤのエルサレム再建//|ネヘミヤハナニアルタクセルクセス1世サンバラトトビヤ
●書記官エズラの宗教改革//|エズラシェカンヤ
●ペルシア王妃エステルの物語//|エステルクセルクセスメムカンヘガイシャアシュガズモルデカイハマンゼレシュ| 
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