小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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エゼキエル書 |
預言者エゼキエルの幻視 |
エゼキエル |
Ezekiel|「神が強くする」|ヘブライ語 |
■黙示を語る預言者の祖
紀元前6世紀前半、バビロン捕囚時代のヘブライ人の祭司で預言者。イザヤやエレミヤに比べるとかなり神憑り的な預言者である。
彼は第1回捕囚でバビロンに連行されたが、その5年後にその地で不思議な幻を見た。
北の方から激しい風が吹き、雲を巻き起こしてまぶしい光を発すると、奇怪な4つの生き物が出現した。みな人間に似ていたが、それぞれ4つの顔と4つの翼を持っていた。
彼らの頭上には大空があり、その上にサファイヤのように輝く玉座があり、火のように燃える人のような姿のものがいた。それが神であってエゼキエルに語った。
「人の子よ、わたしはあなたを、イスラエルの人々、わたしに逆らった反逆の民に遣わす。彼らは、その先祖たちと同様わたしに背いて、今日この日に至っている。恥知らずで強情な人々のもとに、わたしはあなたを遣わす」。
こうしてエゼキエルは預言者となり、幻の中で神が語った言葉を人々に告げ始めた。
奇怪な幻はその後もしばしば彼を捕らえた。彼はいわゆる空中浮遊の経験もしており、約20年間バビロンで活躍した。 |
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