小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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列王記・歴代誌 |
イスラエル統一王国の分裂(4) |
レハブアム |
Rehoboam|「国の拡大」|ヘブライ語 |
■イスラエル分裂――南のユダ王国
統一王国分裂後のユダの初代国王(在位、前920~910年)。
賢者を無視し、自分の取り巻きの言葉に耳を傾けて、王国分裂を決定づけた愚かな人物。
ソロモン王が死に、レハブアムが次の王となったときのこと。
北イスラエルの人々はソロモン王時代の重税や過酷な強制労働に大きな不満を持っていたものの、もしもこれまでの圧政を緩和するならば、レハブアムを全イスラエルの王と承認してもよいという意志を持っていた。
ソロモン王に仕えていた長老たちはこれを知ると、人々の求めに応じて圧制を緩和することをレハブアムに忠告した。
これに対してレハブアムに仕えていた若い役人たちは、これまでの重税や強制労働をさらに重いものにするべきだと主張した。
このとき、レハブアムは長老たちの意見を無視して、自分に仕えている若者たちの意見を採用し、北イスラエルの人々にそのことを宣言したのである。
北イスラエルの人々がそんなレハブアムを支持するはずはなかった。
こうして、北イスラエルはヤロブアムを王とし、レハブアムはただユダ族だけの王となってしまったのである。
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