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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(255)
エレミヤ書
預言者エレミヤの物語(10)
ツェファンヤ
Zephaniah|「主がかくした」|ヘブライ語
■危機は必ず戻ってくる


 紀元前6世紀ころ、ゼデキヤ王に仕えたユダ王国の次席祭司。王の相談役として国のことを真剣に憂えていた人物。預言者エレミヤとは異なる立場を取っていたが、共鳴するところもあった。
 ゼデキヤ王は第1回捕囚後にバビロニア王によって王とされた人物だったが、国内の反バビロニア勢力の圧力に屈して前588年にバビロニアへの無謀な反抗を企て、報復攻撃を招くことになった。
 王はことを起こすにあたってエレミヤに使者を派遣し、神に祈ってくれるように依頼した。このとき、王の使者となったのがツェファンヤだった。
 彼は反バビロニア論者だったが、エレミヤに敬意を払っていたので、「どうか我々のために、主に祈ってほしい」と丁寧に頼んだ。
 エレミヤは神の言葉を聞き、現在エルサレムを包囲しているバビロニア軍は、ユダを救援に来たエジプト軍のために一時的には包囲を解くが、必ず戻って来て都に火を放つと預言した。
 この預言は正しかったが、多くの人々はバビロニア軍がエルサレム包囲を解くと、のちの危機のことは忘れてしまった。
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登場人物で読む聖書の物語 第五章 目次
第五章■南北王国の時代
(BC930~580年ころ)
◆イスラエル統一王国の分裂(イスラエル王国、ユダ王国)と滅亡

第五章について
●イスラエル統一王国の分裂//|ヤロブアムアヒヤアビヤレハブアムアドニラムシェマヤシシャク
【イスラエル王国】
●クーデター政権//|バシャジムリオムリ
●王による異教崇拝//|アハブイゼベルナボトベン・ハダド二世
●王国の衰退と預言者たちの活躍//|エリヤオバドヤミカヤツィドキヤアハズヤヨラムメシャエリシャゲハジナアマンハザエルイエフヨナダブヨアハズヨアシュ
●国土回復と記述予言者たちの活躍//|ヤロブアム2世ヨナアモスアマツヤホセアゴメル
●イスラエル王国の滅亡//|メナヘムペカホシェアシャルマナサル5世
【ユダ王国】
●ユダ王国VSイスラエル王国//|アビヤアサアザルヤハナニヨシャファトヤハジエル
●悪妃アタルヤの反乱//|ヨラムアハズヤアタルヤヨヤダヨアシュゼカルヤ
●ユダの善王・悪王//|アマツヤウジヤヨタムアハズ
●世界帝国アッシリアとユダ王国//|ティグラト・ピレセルウリヤオデドヒゼキヤセンナケリブラブ・シャケエルヤキムメロダク・バルアダンイザヤマナセ
●『律法の書』事件//|ヨシヤヒルキヤフルダネコ
●バビロン捕囚とユダ王国の滅亡//|ヨヤキムヨヤキンゼデキヤ
●預言者エレミヤの物語//|エレミヤパシュフルウリヤヤアザンヤバルクユディハナンヤエルアサセラヤツェファンヤイルイヤエベド・メレクネブザルアダンゲダルヤヨハナンイシュマエルアザルヤ
●預言者エゼキエルの物語//|エゼキエル
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