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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(257)
エレミヤ書
預言者エレミヤの物語(12)
エベド・メレク
Ebedmelech|「王のしもべ」|ヘブライ語
■預言者をつり上げたエチオピア人


 ユダ国王ゼデキヤに仕えていたエチオピア人の宦官。心優しい善人だった。
 預言者エレミヤがバビロニア帝国への降伏を説いた罪で泥の溜まった地下牢に閉じこめられ、あやうく命を落とすところを救われたのは彼のおかげだった。
 エレミヤが牢に入れられたことを知ったエベド・メレクはびっくりし、すぐに王のところへ駆けつけて、訴えた。
「王様、この人々は、預言者エレミヤにありとあらゆるひどいことをしています。彼を水溜に投げ込みました。エレミヤはそこで飢えて死んでしまいます」。
 こうして王の許可を得たエベド・メレクは王の家臣たちを連れて地下牢に行き、古着やぼろ切れをロープにしてエレミヤをつり上げて救出した。
 エレミヤはその後も王宮内に閉じこめられたが、少なくとも命の危険はなくなった。
 エレミヤを救うという善行を行ったエベド・メレクには神からの返礼が与えられた。ユダ王国は間もなくバビロニアのために滅びる運命にあったが、たとえその日になってもエベド・メレクは殺されることはなく、必ず救われるという約束が与えられたのである。
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登場人物で読む聖書の物語 第五章 目次
第五章■南北王国の時代
(BC930~580年ころ)
◆イスラエル統一王国の分裂(イスラエル王国、ユダ王国)と滅亡

第五章について
●イスラエル統一王国の分裂//|ヤロブアムアヒヤアビヤレハブアムアドニラムシェマヤシシャク
【イスラエル王国】
●クーデター政権//|バシャジムリオムリ
●王による異教崇拝//|アハブイゼベルナボトベン・ハダド二世
●王国の衰退と預言者たちの活躍//|エリヤオバドヤミカヤツィドキヤアハズヤヨラムメシャエリシャゲハジナアマンハザエルイエフヨナダブヨアハズヨアシュ
●国土回復と記述予言者たちの活躍//|ヤロブアム2世ヨナアモスアマツヤホセアゴメル
●イスラエル王国の滅亡//|メナヘムペカホシェアシャルマナサル5世
【ユダ王国】
●ユダ王国VSイスラエル王国//|アビヤアサアザルヤハナニヨシャファトヤハジエル
●悪妃アタルヤの反乱//|ヨラムアハズヤアタルヤヨヤダヨアシュゼカルヤ
●ユダの善王・悪王//|アマツヤウジヤヨタムアハズ
●世界帝国アッシリアとユダ王国//|ティグラト・ピレセルウリヤオデドヒゼキヤセンナケリブラブ・シャケエルヤキムメロダク・バルアダンイザヤマナセ
●『律法の書』事件//|ヨシヤヒルキヤフルダネコ
●バビロン捕囚とユダ王国の滅亡//|ヨヤキムヨヤキンゼデキヤ
●預言者エレミヤの物語//|エレミヤパシュフルウリヤヤアザンヤバルクユディハナンヤエルアサセラヤツェファンヤイルイヤエベド・メレクネブザルアダンゲダルヤヨハナンイシュマエルアザルヤ
●預言者エゼキエルの物語//|エゼキエル
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