小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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列王記・歴代誌 |
ユダ王国VSイスラエル王国(1) |
アビヤ |
Abijah|「神はわが父」|ヘブライ語 |
■兄弟国と戦い続ける
ユダ王国の第2代国王(在位、前910~908年)。アビヤムともいう。
レハブアム王の息子で、17年間ユダ王国を支配した父王の死後に王となったが、執念深く、交戦的で、父と敵対していたイスラエル国王ヤロブアムと戦い続けた。
これはユダとイスラエルの国境線をめぐる戦いで、主にベニヤミン族の土地で戦われたが、この時代にはヤロブアムよりもアビヤの方が優勢だった。
あるとき、アビヤは40万の兵で、ヤロブアムの80万の兵に立ち向かった。
ヤロブアムは伏兵を迂回させて、ユダ軍を前後から挟み撃ちにした。
この作戦にユダ軍は大いに驚き、神に助けを求め、祭司たちはらっぱを吹いた。すると、イスラエル軍は混乱し始め、ユダ軍の前から逃げ出し始めた。
この機に乗じてユダ軍は一気に攻撃を仕掛け、敵兵50万人を剣で殺した。
こうして、アビヤはヤロブアムに対して勝利を収め、ベテル、エシャナ、エフラインとその周辺の村落を自分たちの領土としたが、ヤロブアムはアビヤの時代には二度と勢力を拡大できなかったという。 |
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