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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(207)
列王記・歴代誌
国土回復と記述預言者たちの活躍(5)
ホセア
Hosea|「救い」|ヘブライ語
■夫を裏切った妻を許す


  紀元前8世紀ころのイスラエル王国の預言者。神の召命によって預言者となったのではなく、不幸な私生活を通して預言者として目覚めた人物である。
 ヤロブアム2世時代の末期からイスラエル王国滅亡までの期間に活躍した。
 ヤロブアム2世の時代にイスラエルは驚異的な繁栄を遂げたが、その後は衰退する一方だった。
 この時代に、ホセアは社会的な悪や偶像崇拝の流行を厳しく非難した。彼はこのためにイスラエルは滅びると語ったが、それは決して神がイスラエルを見放すことではなかった。
 イスラエルはいうなれば姦淫する妻のようなもので、夫である神を裏切り、このために神の罰を受けて一度は放逐されるが、やがて罪を洗い清め、許されることになるというのが彼の預言の特徴だった。
 こうした神の意志を、ホセアは自らの不幸な結婚生活から学んだ。
 ホセアはゴメルという女と結婚したが、彼女は夫を裏切り、別の男に走った。しかし、ホセアは妻を捨てることなく愛し続け、やがて彼女を許して復縁した。
 こうした経験が神とイスラエルの関係に置き換えられたらしい。
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登場人物で読む聖書の物語 第五章 目次
第五章■南北王国の時代
(BC930~580年ころ)
◆イスラエル統一王国の分裂(イスラエル王国、ユダ王国)と滅亡

第五章について
●イスラエル統一王国の分裂//|ヤロブアムアヒヤアビヤレハブアムアドニラムシェマヤシシャク
【イスラエル王国】
●クーデター政権//|バシャジムリオムリ
●王による異教崇拝//|アハブイゼベルナボトベン・ハダド二世
●王国の衰退と預言者たちの活躍//|エリヤオバドヤミカヤツィドキヤアハズヤヨラムメシャエリシャゲハジナアマンハザエルイエフヨナダブヨアハズヨアシュ
●国土回復と記述予言者たちの活躍//|ヤロブアム2世ヨナアモスアマツヤホセアゴメル
●イスラエル王国の滅亡//|メナヘムペカホシェアシャルマナサル5世
【ユダ王国】
●ユダ王国VSイスラエル王国//|アビヤアサアザルヤハナニヨシャファトヤハジエル
●悪妃アタルヤの反乱//|ヨラムアハズヤアタルヤヨヤダヨアシュゼカルヤ
●ユダの善王・悪王//|アマツヤウジヤヨタムアハズ
●世界帝国アッシリアとユダ王国//|ティグラト・ピレセルウリヤオデドヒゼキヤセンナケリブラブ・シャケエルヤキムメロダク・バルアダンイザヤマナセ
●『律法の書』事件//|ヨシヤヒルキヤフルダネコ
●バビロン捕囚とユダ王国の滅亡//|ヨヤキムヨヤキンゼデキヤ
●預言者エレミヤの物語//|エレミヤパシュフルウリヤヤアザンヤバルクユディハナンヤエルアサセラヤツェファンヤイルイヤエベド・メレクネブザルアダンゲダルヤヨハナンイシュマエルアザルヤ
●預言者エゼキエルの物語//|エゼキエル
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