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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(284)
エズラ記・ネヘミヤ記
ユダヤ帰還民と神殿の再建(3)
ゼルバベル
Zerubbabel|「バビロンの若枝」|ヘブライ語
■ゼルバベルの神殿


 前520年に本格的に再開されたエルサレム神殿の再建工事を指導した帰還捕囚民のリーダーで、当時のユダヤ総督。
 信仰心に篤い行動的人間で、ユダヤ民族の指導者として、預言者であるハガイやゼカリヤからも大いに期待された。
 この時期にも周辺諸民族による神殿工事に対する妨害工作はあったが、幸いにも即位したばかりのペルシア王ダレイオス1世はユダヤ民族による神殿再建を支持し、ユダヤ周辺のペルシア諸州の人々にも工事を支援するように命じた。
 このおかげで、今回の神殿工事は順調に進み、前515年に新しい神殿(第二神殿)が完成した。
 どういうわけかゼルバベル自身は神殿工事が再開された直後に行方不明になってしまい、その後は大祭司イエシュアが工事を指導した。
 しかし、神殿再建に対するゼルバベルの貢献は相当大きなものだったらしく、第二神殿のことを「ゼルバベルの神殿」と呼ぶこともある。
 預言者ゼカリヤなどはゼルバベルを来るべき時代のメシア(救世主)と結び付けて、その活躍を賞賛した。福音書にあるイエスの系図にもゼルバベルの名がある。
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登場人物で読む聖書の物語 第六章 目次
第六章■捕囚の時代
(BC720~530年ころ)
◆アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人

第六章について
●トビトの家族と天使ラファエルの活躍//|トビトアヒカルトビアサラエドナラグエルガバエルハンナアザリア
●賢者ダニエルの活躍//|ダニエルアシュペナズアルヨクネブカドネツァルハナンヤベルシャツァルダレイオススザンナヨアキム
●ユダヤ帰還民と神殿の再建//|キュロスシェシュバツァルゼルバベルハガイゼカリヤタテナイダレイオス1世
●総督ネヘミヤのエルサレム再建//|ネヘミヤハナニアルタクセルクセス1世サンバラトトビヤ
●書記官エズラの宗教改革//|エズラシェカンヤ
●ペルシア王妃エステルの物語//|エステルクセルクセスメムカンヘガイシャアシュガズモルデカイハマンゼレシュ| 
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