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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(273)
ダニエル書
賢者ダニエルの活躍(1)
ダニエル
Daniel|「神はわたしの裁き人」|ヘブライ語
■不思議な夢の謎


 紀元前6世紀にユダの捕囚民としてバビロンの宮廷に仕えた高官。バビロンに仕えてはいたが、イスラエルの神への信仰を守り続けた義人である。
 バビロニア王ネブカドネツァルによって、イスラエル人の王族と貴族の中から、身体、容姿、頭脳などすべての点で優れ、宮廷に仕える能力のある少年として選ばれた。
 このとき選ばれた少年は数多くいたが、ダニエルはとりわけ優れていた。
 バビロン王の奇怪な夢の謎を解いたことでそれがはっきりした。
 王はあるとき不思議な夢を見たため、バビロンの占い師や祈祷師を呼び、夢の内容を語らずに解答を求めたがだれも答えられなかった。
 この話を聞いたダニエルは夢の中身も聞かずに謎を解いた。
 王が見たのは頭が金、胴体が銀、腰が青銅、脚が鉄、足が陶土でできた巨大な像の夢だったが、ダニエルは像の頭はバビロンを表し、他の部分はこれから現れるバビロンよりも劣った国々であり、その後で神の国が到来すると解答した。
 感心した王はすぐにもダニエルを出世させ、全州を治める長官に任命した。
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登場人物で読む聖書の物語 第六章 目次
第六章■捕囚の時代
(BC720~530年ころ)
◆アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人

第六章について
●トビトの家族と天使ラファエルの活躍//|トビトアヒカルトビアサラエドナラグエルガバエルハンナアザリア
●賢者ダニエルの活躍//|ダニエルアシュペナズアルヨクネブカドネツァルハナンヤベルシャツァルダレイオススザンナヨアキム
●ユダヤ帰還民と神殿の再建//|キュロスシェシュバツァルゼルバベルハガイゼカリヤタテナイダレイオス1世
●総督ネヘミヤのエルサレム再建//|ネヘミヤハナニアルタクセルクセス1世サンバラトトビヤ
●書記官エズラの宗教改革//|エズラシェカンヤ
●ペルシア王妃エステルの物語//|エステルクセルクセスメムカンヘガイシャアシュガズモルデカイハマンゼレシュ| 
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