小説 
            イオの末裔 
            〔Kindle版〕 
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            《内容》 
             教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 | 
           
        
       
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    | トビト記 | 
   
  
    | トビトの家族と天使ラファエルの活躍(9) | 
   
  
    | アザリア | 
   
  
    | Azariah|「神が助ける者」|ヘブライ語 | 
   
        
 
      
        
          
            ■神に仕える7人の天使のひとり 
             
             
             トビトの息子トビアの旅の同伴者となった男。トビアがサラと結婚できるようにいろいろとアドバイスした。人間の姿で、トビアと同族に属すると名乗ったが、実は神の命令でやってきた天使ラファエルだった。 
             旅の間、ラファエルは人間の格好をしていたので、誰も彼が天使だとは気付かなかった。 
             それでも、トビアはアザリアのいうことをよく聞き、魚の心臓と肝臓の上で香をたいてサラの体から悪魔を追い払い、家に戻ると魚の胆のうを使って失明していた父トビトの目を癒した。 
             トビアの両親が住むニネベで催された2人の結婚披露宴の後で、トビアは彼が旅から持ち帰った財産の半分をアザリアへの報酬としようとしたが、アザリアは断った。アザリアはトビトとトビアだけを呼んで打ち明けた。 
            「トビトよ、あなたが祈り、サラが祈ったとき、その祈りが聞き届けられるように、主の御前で執り成しをしたのは、だれあろうわたしだったのだ。わたしは、主の御前に仕えている7人の天使の1人、ラファエルである」。 
             そして、ラファエルは天に昇って行ったのである。 | 
           
        
       
      
      
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