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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(267)
トビト記
トビトの家族と天使ラファエルの活躍(4)
サラ
Sarah|「女王」|ヘブライ語
■魚の匂いが悪魔を追い払う


 トビトの息子トビアと結婚することになった同族の娘。トビトの親戚ラグエルと妻エドナの娘で、両親とメディア地方に住んでいた。
 思慮深く、勇気があり、たいへん美しい娘だったが、悪霊のために不幸な境遇にあった。
 サラはこれまでに7人の男に嫁いだが、初夜を過ごす前に、そのつど悪魔アスモダイが男を殺してしまったのである。このため、サラは女奴隷にさえ馬鹿にされた。
「あなたが、御主人たちを殺したのです。あなたは7人の男に嫁ぎながら、どの方の名も名乗らなかったではありませんか」。
 サラは大いに嘆いて神に祈った。
 神はサラの祈りを聞き、天使ラファエルを地上に派遣し、トビアとサラが結婚できるように計らった。
 初夜の部屋で、トビアは天使ラファエルにいわれたとおり、旅の途中で捕獲した魚の肝臓と心臓を取り出し、その上で香をたいた。
 すると、魚の匂いが悪魔を追い払い、悪魔はエジプトの方へと逃げて行った。
 ラファエルがこれを追い、捕まえて手足を縛り上げた。こうして2人はめでたく結ばれ、トビアはサラを連れて故郷に帰ることができたのである。
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登場人物で読む聖書の物語 第六章 目次
第六章■捕囚の時代
(BC720~530年ころ)
◆アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人

第六章について
●トビトの家族と天使ラファエルの活躍//|トビトアヒカルトビアサラエドナラグエルガバエルハンナアザリア
●賢者ダニエルの活躍//|ダニエルアシュペナズアルヨクネブカドネツァルハナンヤベルシャツァルダレイオススザンナヨアキム
●ユダヤ帰還民と神殿の再建//|キュロスシェシュバツァルゼルバベルハガイゼカリヤタテナイダレイオス1世
●総督ネヘミヤのエルサレム再建//|ネヘミヤハナニアルタクセルクセス1世サンバラトトビヤ
●書記官エズラの宗教改革//|エズラシェカンヤ
●ペルシア王妃エステルの物語//|エステルクセルクセスメムカンヘガイシャアシュガズモルデカイハマンゼレシュ| 
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