小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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ダニエル書 |
賢者ダニエルの活躍(5) |
ハナンヤ |
Hananiah|「神は情け深い」|ヘブライ語 |
■4人いる!!
紀元前6世紀ころ、バビロニア王ネブカドネツァルの宮廷に仕えたユダの捕囚民の少年で、ダニエルの友人。
バビロニアの長官となったダニエルの推薦で、ミシャエル、アザルヤの2少年と共に首都バビロンがある州の行政官に任命された。
ところが、州行政官となった3少年はイスラエルの神に対して敬虔だったため、王の怒りを買って絶体絶命の危機に追いやられた。
王が都市ドラに金の像を建てたときのこと。王は人々にこの像を拝むことを命じたが、ヤハウェ神を信じる3人はそれを拒否した。
3人は王の前に引き出されて命じられたが、それでもいうことを聞かなかった。
すると王は怒りを発し、3人を燃え盛る炉の中に投げ込ませたのである。
このとき不思議なことが起こった。3人は衣服をつけたまま縛られて炉の中に入れられたのに、炎の中には4人の影があって、しかも自由に歩き回っていたのだ。
これを目撃した王は3人が信じるヤハウェ神の偉大さに驚き、3人を炉の中から引き出すと、これまでよりも高い地位につけたのだった。 |
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