小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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ユディト記 |
美女ユディトの活躍(2) |
アルファクサド |
Arphaxad |
■挑戦者、破れる
『ユディト記』に登場するメディアの王。アッシリア王ネブカドネツァルのライバルだった。
アルファクサドはアッシリアに対抗するため、あるときメディアの首都エクバタナに頑丈な城壁を築き、城門を作り、ここから王の軍隊が自由に出動し、歩兵も隊形を組んだまま通過できるようにした。
これを知ったネブカドネツァルがメディアを倒すために戦いを挑むと、非常に多くのメディアの住民たちがアルファクサドの陣営に加わった。
ネブカドネツァル王はすぐにイスラエルを含む西方の国々に使節を派遣し、戦争への参加を呼びかけた。
ところが、西方の国々はみな王の言葉を侮り、戦争への参加を拒否した。
ネブカドネツァルはこのことに遺恨を持った。彼は兵を進めるとメディア軍を打ち破り、全戦力を敗走させた。
さらにエクバタナの町を占領し、荒し回った。
アルファクサドは山中に逃げたが、ネブカドネツァル自身が追いかけて、投げ槍で殺した。
こうしてアッシリアは勝利したが、ネブカドネツァルの西方の国々への恨みは消えず、やがて大軍団が派遣されたのである。 |
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