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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
フランボワイヤン・ワールド・トップ登場人物で読む聖書の物語目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(334)
マカバイ記
マカバイの反乱(15)
バキデス
Bacchides
■百戦錬磨の強者


 シリア王デメトリオス1世に仕えた百戦錬磨の将軍。マカバイ軍との戦いで将軍ニカノルが戦死した後、最精鋭部隊を率いてユダヤに乗り込んできた。
 彼らはユダヤ各地で多くの住民を殺しながら南下し、エルサレムに向けて陣を敷いた。
 2万の兵と2千の騎兵がいた。
 これに対してマカバイ軍は3千の精鋭のみで出陣したが、敵が大軍であることを知ると多くの兵が逃げ出し、たった800人で戦うしかなかった。
 残った兵たちに、指導者ユダはいった。
「さあ立ち上がって、敵に向かおう。勝利の余地はまだ残っている」。
 兵たちは兵力の小ささを嘆いて反対したが、ユダはさらにいった。
「断じて、敵に後ろを見せてはならない。死ぬべき時が来たなら、同胞のために潔く死のうではないか」。
 戦いが始まるとユダヤ軍は思いの他に善戦した。
 しかし、結局は破れ、この戦いのさなかにマカバイの指導者ユダも死んだ。
 ユダが死ぬと、ユダヤの中に不正を働くものが多くなった。
 すると将軍バキデスはマカバイに復讐し、嘲笑するために、不敬虔な者を選んでユダヤの支配者に仕立てたのである。
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登場人物で読む聖書の物語 第七章 目次 
第七章■イスラエル再生の時代
(BC200~100年ころ)
◆民族再生の夢、架空物語「ユディト」とマカバイたちの反乱

第七章について
●美女ユディトの活躍//|ユディトアルファクサドネブカドネツァルアキオルオジアホロフェルネスバゴアスヨアキム
●ユダヤに迫るヘレニズムの波//|アンティオコス4世エピファネスオニア3世シモンヘリオドロスヤソンメネラオスリシマコスエレアザル
●マカバイの反乱//|マタティアユダ・マカバイアポロニオスセロンリシアスゴルギアスティモテオスヨセフエレアザルフィリポスデメトリオス1世ソテルアルキモスニカノルラジスバキデス
●策士ヨナタンの活躍//|ヨナタンアレキサンドロス・バラスプトレマイオス6世フィロメトルデメトリオス2世ニカトルトリフォン
●ユダヤ・ハスモン王国の独立//|シモンアンティオコス7世シデテスアテノビオスケンデバイオスプトレマイオス
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