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フランボワイヤン・ワールド
新撰組と剣豪の話
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。


新撰組の時代背景

 新撰組が活躍した幕末という時代は、世界史的に見ると帝国主義前夜というべき時代だった。
 隣国である清国(中国)とイギリスの間で争われたアヘン戦争(1839~1842)は西欧諸国の軍事力の圧倒的優位を示すものとして幕府当局者に深刻な衝撃を与え、日本人の国防意識を高めた。幕末日本で近藤勇の試衛館のような民間の剣術道場が隆盛したのは、この国防意識の高まりと無関係ではなかった。
 幕藩体制がもともと持っていた尊王と攘夷の思想も新たに注目され、水戸藩の一部藩士によって尊王攘夷論を中心とした水戸学も確立された。
 尊王とは天皇を尊ぶこと、攘夷とは外国を排斥することである。
 ところが、嘉永六年(1853)のペリー来航によって開国を求められた幕府は、安政五年(1858)、井伊直弼大老が天皇の勅許を得ないまま日米修好通商条約を締結してしまった。これに対し、尊王攘夷派の志士たちの怒りが爆発し、血で血を洗う尊王攘夷運動として燃え上がることになったのである。
 ただし、当時の志士たちのほとんどは尊王攘夷派だった。
 問題はその中身だった。ある者は尊王によって幕府転覆を考えたが、別な者は天皇と幕府の協力体制(公武合体)を考えていた。また、同じ尊王であっても、攘夷ではなく開国を考える者もいた。さらに、志士たちにとって忠義の対象は徳川家ではなく、自分の属する藩の主君だったということが状況を一層複雑にしていた。
 つまり、当時の日本はまさしく渾沌の渦中にあったのだ。そして、その中心地が新撰組の活躍した京都だったのである。
 新撰組と剣豪の話 目次
新撰組隊士

新撰組と時代背景
近藤勇
土方歳三
沖田総司
永倉新八
斎藤一
原田左之助
藤堂平助
島田魁
林信太郎
山野八十八
大石鍬次郎
尾形俊太郎
山南敬助
山崎烝
芹沢鴨
新見錦
平山五郎
武田観柳斎
谷三十郎
伊東甲子太郎
篠原泰之助

志士たち

坂本龍馬
中岡慎太郎
岡田以蔵
桂小五郎
河上彦斎
西郷隆盛
大久保利通
中村半次郎

剣豪

吉岡直綱
上泉伊勢守信綱
念阿弥慈音
斎藤歓之助
逸見宗助
小野忠常
加藤久
仏生寺弥助虎正
荒木又右衛門
堀部安兵衛
佐々木小次郎
高柳又四郎
千葉周作
柳生十兵衛
柳生兵庫助
宮本武蔵
大石進
半沢成恒
小野忠明
古藤田俊直
樋口定次
師岡一羽
辻月丹
斎藤弥九郎
東郷重位
剣豪学

 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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