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フランボワイヤン・ワールド
新撰組と剣豪の話
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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イオの末裔
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柳生十兵衛三厳(やぎゅうじゅうべえみつよし)

▼柳生十兵衛三厳のプロフィール
柳生新陰流
慶長12年~慶安3年(1607~1650)
初名、七郎。
徳川将軍家の兵法師範を務めた江戸柳生家の二代目を継承した剣豪である。講談や大衆小説などの世界では、つぶれた片目をトレードマークの刀の鍔で隠し、幕府の隠密として諸国を旅して回った剣士としてよく知られている。だが、その実体は、ひたすら柳生流の実技と理論の研究に没頭し、達人の技を極めた剣豪だったようだ。

■隠密伝説に彩られた江戸柳生家の2代目

 柳生十兵衛というと、つぶれた片目を刀の鍔で隠し、幕府の隠密として諸国を旅した剣士というイメージが強烈である。
 十兵衛は江戸柳生家の祖・宗矩の長男で、元和5年(1619)から家光の小姓として出仕するようになったが、家光が将軍となってのちの寛永3年(1626)、将軍を怒らせて出仕を止められてしまった。
 寛永15年には御書院番として再出仕するようになるが、これまでの12年間、どこで何をしていたかはっきりしていない。
 十兵衛自身は、『月の抄』という兵法書の中で、柳生の庄にこもって柳生流剣法の研鑽に没頭していたとしているが、確たる証拠はないという。つまり、柳生十兵衛の生涯には謎の部分が多いのである。
 これに加えて、父・宗矩が寛永9年に惣目付の職に就いたという事情がある。惣目付は諸国大名の監察を司る最高職である。
 こんなわけで、宗矩の下には数多くの忍びの者が仕えており、十兵衛もまた隠密の元締として、諸国を旅したのではないかといわれるのである。
 だが、実際の十兵衛にはそんなところはなかったようだ。
 寛永3年に将軍の勘気をこうむってからの十兵衛は、12年間のほとんどを柳生の庄で過ごし、ひたすら柳生流の実技と理論の研究に没頭していたようだ。この期間の研究の成果が、のちに『月の抄』という兵法書にまとめられたのである。

■勝負を分ける一寸の差を見極める

 新陰流の実技と理論を研鑽し続けた柳生三厳は、実際の剣技においても優れていた。
将軍・家光の勘気が解けて再出仕した翌年の寛永16年には、弟・宗冬、父の門人・木村助九郎とともに、将軍の面前で剣法を披露した。これだけでも、十兵衛が柳生流の実力者だったことがわかる。
 さらに、次のような逸話がある。
 ある大名の屋敷でのこと。剣術自慢の浪人が十兵衛に試合を挑んだ。2人は木刀で2度立ち会ったが、2度とも相打ちに見えた。
 十兵衛が浪人に「勝負が見えたか」というと、浪人は「勝負なしだ」といった。
 十兵衛は、今度は主人に尋ねた。「浪人のいうとおり相打ちだ」と主人はいった。
 十兵衛は不満げにいった。「この勝負が見分けられないようではだめです」
 これを聞くと浪人が怒った。「それなら真剣で立ち会おう」
十兵衛はいさめたが、浪人はいきり立つばかりだった。仕方なく十兵衛は再び庭に降り立った。
 この真剣勝負も、前2回の試合と同じように斬りあったように見えた。
ところが、刃がきらめいた瞬間、浪人は肩先6寸ばかり斬られて、二言もなく死んだ。十兵衛も斬られたが、着用の黒羽二重の小袖と下着の綿までで、刃は裏布には届いていなかった。それを主人に示して十兵衛はいった。
「およそ剣術が届くか届かないかは、五分か一寸のわずかな違いです。ただ勝てばいいのなら簡単ですが、その違いをはっきりさせるためにこんなことをしてしまいました」
 いかにも、剣の論理を考え抜いた十兵衛らしいいいかたではないだろうか。
 しかし、十兵衛は残念なことに44才の若さで死んでしまった。
 正保3年(1646)、父・宗矩が死んだために、十兵衛はその遺領から8千3百石を継いで、江戸柳生家の跡取りとなった。遺領のうち4千石は弟・宗冬が受け継いだ。
 ところが、家督を継いで4年後の慶安3年(1650)、柳生の庄に近い山城国大河原村で鷹狩り中に急死してしまった。このため、江戸柳生家は弟・宗冬へと譲られたのだ。
 新撰組と剣豪の話 目次
新撰組隊士

新撰組と時代背景
近藤勇
土方歳三
沖田総司
永倉新八
斎藤一
原田左之助
藤堂平助
島田魁
林信太郎
山野八十八
大石鍬次郎
尾形俊太郎
山南敬助
山崎烝
芹沢鴨
新見錦
平山五郎
武田観柳斎
谷三十郎
伊東甲子太郎
篠原泰之助

志士たち

坂本龍馬
中岡慎太郎
岡田以蔵
桂小五郎
河上彦斎
西郷隆盛
大久保利通
中村半次郎

剣豪

吉岡直綱
上泉伊勢守信綱
念阿弥慈音
斎藤歓之助
逸見宗助
小野忠常
加藤久
仏生寺弥助虎正
荒木又右衛門
堀部安兵衛
佐々木小次郎
高柳又四郎
千葉周作
柳生十兵衛
柳生兵庫助
宮本武蔵
大石進
半沢成恒
小野忠明
古藤田俊直
樋口定次
師岡一羽
辻月丹
斎藤弥九郎
東郷重位
剣豪学

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