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フランボワイヤン・ワールド
新撰組と剣豪の話
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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イオの末裔
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武田観柳斎(たけだかんりゅうさい)

●武田観柳斎のプロフィール
新撰組七番組組頭、副長助勤、文学師範 
甲州流軍学 
天保四年(1833)ころ?~慶応三年(1867) 
医家に生まれた元医生で、甲州流軍学を修めており、近藤のブレーンとして働いたインテリである。近藤にはおべっかを使い、下の者には意地悪いといった、どうにもならない人物のように思われがちだが、決してそれだけではなかった。しかし、もとから尊皇思想の持ち主で、新撰組除隊後に倒幕的な活動に走った。このため、新撰組の手で殺されることになった。 

■新撰組の軍師として重用された軍学者

 武田観柳斎は出雲国(島根県)母里藩の医家の出身で、後に甲州流軍学も修めたインテリである。
 脱藩して江戸に出ていたころ近藤と知遇を得たようで、文久三年の秋ころに京都で新撰組入りした。
 正式な軍学を修めたインテリだったので、入隊直後から軍師として近藤に重用され、新撰組隊士の調練指揮を担当し、元治元年の近藤の江戸出張や慶応元年の長州探索行にも同行し、近藤のブレーンとして働いた。
 元治元年6月の池田屋事件にも出動し、会津藩・幕府から報奨金20両を得る活躍をしている。
 武田は新撰組隊士としては評判が悪く、「新撰組は近藤殿のもの、われわれは臣下として仕えましょう」などと近藤に取り入って出世したなどといわれるが、ただそれだけの人物でなかったことがわかる。

■鴨川・銭取橋で新撰組に斬られる

 しかし、武田はもとから勤皇思想の持ち主だったようで、捕縛した勤皇の志士に非礼を謝罪したりするところがあった。
 慶応2年、正式に新撰組を除隊しているが、これもこの前年の長州探索行で、長州藩の倒幕思想に感化されたためと見られている。
 新撰組には「局を脱するを許さず」という局中法度があるが、正当な理由があれば別である。武田が新撰組を除隊する際にも、それなりに納得できる理由を挙げたのだろう。
 だが、新撰組を除隊した武田はその後も京に留まり、御陵衛士や薩摩藩に接近したりするなど、独自に討幕運動を続けた。これはもちろん、新撰組への敵対行為である。
 こうして武田は慶応三年6月22日夜、鴨川・銭取橋で新撰組隊士・斉藤一に殺されることになったのである。
 『新撰組始末記』(西村兼文)では日付は異なるが、その日、新撰組幹部が武田を呼び出し、別れの酒宴を催した。その酒宴の後、近藤の命令で斉藤一と篠原泰之進が武田を送った。そして銭取橋まで来たとき、斉藤一が背後から武田に斬り付けたのだとされている。
 新撰組と剣豪の話 目次
新撰組隊士

新撰組と時代背景
近藤勇
土方歳三
沖田総司
永倉新八
斎藤一
原田左之助
藤堂平助
島田魁
林信太郎
山野八十八
大石鍬次郎
尾形俊太郎
山南敬助
山崎烝
芹沢鴨
新見錦
平山五郎
武田観柳斎
谷三十郎
伊東甲子太郎
篠原泰之助

志士たち

坂本龍馬
中岡慎太郎
岡田以蔵
桂小五郎
河上彦斎
西郷隆盛
大久保利通
中村半次郎

剣豪

吉岡直綱
上泉伊勢守信綱
念阿弥慈音
斎藤歓之助
逸見宗助
小野忠常
加藤久
仏生寺弥助虎正
荒木又右衛門
堀部安兵衛
佐々木小次郎
高柳又四郎
千葉周作
柳生十兵衛
柳生兵庫助
宮本武蔵
大石進
半沢成恒
小野忠明
古藤田俊直
樋口定次
師岡一羽
辻月丹
斎藤弥九郎
東郷重位
剣豪学

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