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フランボワイヤン・ワールド
新撰組と剣豪の話
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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イオの末裔
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林信太郎(はやししんたろう)

●林信太郎のプロフィール
新撰組伍長、靖共隊伍長 
?~明治元年(1868) 
新撰組から甲陽鎮撫隊へ、さらに永倉・原田が結成した靖共隊に参加して戦い続け、靖共隊が瓦解した後もたった一人で旧幕軍に加わって戦い続けた勇士である。新撰組時代は8月18日の政変、長州スパイ掃討作戦、池田屋事件などで活躍した。相次ぐ敗北にもかかわらず最後までたった一人になっても戦い続けたのは、新撰組隊士だったというプライドのためだったのだろうか? 

■一人になっても戦い続けた新撰組隊士

 武蔵国出身で、文久三年(1863)5月ころに、結成されたばかりの壬生浪士組に参加し、8月18日の政変にも参加した。
 芹沢鴨暗殺事件直後の9月26日、新撰組にまぎれていた長州藩のスパイ数名が壬生の屯所内で殺害される事件があった。
 このときスパイとして命を狙われたのは、御倉伊勢武、荒木田左馬之介、楠小十郎、松永主計、松井竜次郎、越後三郎で、いずれも壬生浪士組時代に「長州藩での勤皇論に異論がある」という理由で入隊したメンバーだった。壬生浪士組では「国事探偵」というポストを与えられていた。
 この長州藩スパイ掃討作戦に林も参加し、荒木田左馬之介が髪結い中に、背後から脇差で突き刺して殺害した。
 このほか、斉藤一が御倉、原田左之助が楠を殺害した。
沖田総司、藤堂平助、井上源三郎が殺害しようとした松永、松井、越後の3名はからくも脱走に成功した。
 だが、このスパイ掃討作戦は実は芹沢派掃討作戦だったのではないかともいわれている。
 元治元年(1864)6月の池田屋事件では土方隊に属し、現場には遅れて到着したが、すぐにも屋内での戦闘に参加し、事件後に17両の報奨金を授けられる活躍をした。
 明治元年(1868)には鳥羽伏見の戦い、甲陽鎮撫隊の一員として出陣した。だが、甲州での敗北後は永倉・原田に従って靖共隊に参加し、北関東から会津まで転戦した。
 会津において敗北を重ねた靖共隊は瓦解してしまうが、林はその後も会津藩兵とともに新政府軍と戦い続け、10月1日の水戸城攻撃にも参加した。
 ここで水戸藩の反撃を受けると旧幕府諸隊は降伏するが、林は一部同志とともにさらに戦い続け、水戸街道での久留米藩兵との戦いで討ち死にした。
 林は山崎烝の従兄弟であり、山崎が富士山丸上で水葬にされる現場を目撃したという話も残されている。だが、死亡時期などからこれはありえない話だということが現在でははっきりしている。
 新撰組と剣豪の話 目次
新撰組隊士

新撰組と時代背景
近藤勇
土方歳三
沖田総司
永倉新八
斎藤一
原田左之助
藤堂平助
島田魁
林信太郎
山野八十八
大石鍬次郎
尾形俊太郎
山南敬助
山崎烝
芹沢鴨
新見錦
平山五郎
武田観柳斎
谷三十郎
伊東甲子太郎
篠原泰之助

志士たち

坂本龍馬
中岡慎太郎
岡田以蔵
桂小五郎
河上彦斎
西郷隆盛
大久保利通
中村半次郎

剣豪

吉岡直綱
上泉伊勢守信綱
念阿弥慈音
斎藤歓之助
逸見宗助
小野忠常
加藤久
仏生寺弥助虎正
荒木又右衛門
堀部安兵衛
佐々木小次郎
高柳又四郎
千葉周作
柳生十兵衛
柳生兵庫助
宮本武蔵
大石進
半沢成恒
小野忠明
古藤田俊直
樋口定次
師岡一羽
辻月丹
斎藤弥九郎
東郷重位
剣豪学

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