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フランボワイヤン・ワールド
新撰組と剣豪の話
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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イオの末裔
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平山五郎(ひらやまごろう)

●平山五郎のプロフィール
新撰組組頭 
神道無念流 
文政十二年(1829)~文久三年(1863) 
実質的に芹沢派のナンバー2だった新撰組隊士である。壬生浪士隊結成時には新見錦が芹沢の片腕だったが、新見は身勝手で単独行動が多かったため、徐々に芹沢から頼りにされるようになったらしい。浪士組に参加する以前に火薬の爆発で左目を失明していたが、神道無念流免許皆伝の腕前は少しも衰えなかったという。だが、近藤派のクーデターによって最後は芹沢とともに暗殺された。 

■芹沢派ナンバー2だった隻眼の剣士

 平山五郎は神道無念流の免許皆伝を得ており、剣士としては相当な腕前だった。
 播磨国姫路の出身だが、同じ流派ということから芹沢たちと付き合うようになったのだろう。文久三年(1862)2月、芹沢たちと一緒に浪士組に加わり、京都で壬生浪士隊の結成に参加している。
 平山は国許にいるころに火薬の爆発で左目を失明している。片目がないというのは剣士にとって大きすぎるハンディだが、にもかかわらず、神道無念流免許皆伝の腕は少しも衰えなかったという。
 新撰組の稽古でも、相手がたとえ見えない左目のほうから攻めてきても、電光石火の早業で切り返したといわれている。
 壬生浪士隊結成時の序列では、新見錦が芹沢派のナンバー2の地位にあったが、新見は単独行動が多かったため、間もなく、平山が実質的なナンバー2となった。
 芹沢は大坂力士との乱闘事件のきっかけを作ったり、借金の申し込みを断られた腹いせに京都の生糸商・大和屋庄兵衛の土蔵に火をかけたりと、粗暴な行動が多かった。平山も当然これらの粗暴行為に加わっており、芹沢同様に世間から恐れられ、仲間からも問題視されていた。平山が芹沢とともに粛清されたのはこのためと考えられる。
 一説によれば、会津藩が近藤勇に芹沢粛清の密命を下したことから、平山も一緒に始末されることになったという。
 文久三年9月16日のこと。「8・18政変」の慰労会が島原であり、芹沢が泥酔した。これを腹心の平山と平間重助が介抱し、屯所のあった八木邸に戻った。
 ここで芹沢は愛人お梅を呼び、平山・平間も遊女を呼んだ。そして、芹沢と平山は屏風を隔てただけの十畳間で、平間は熱の部屋でそれぞれ女とともに寝た。
 夜半、雨の中を近藤派の刺客が忍び込み、平山と芹沢を襲ったのである。
 平山を斬ったのは山南敬助と原田左之助だが、平山は眠っていたのか抵抗はせず、その首は完全に胴から離れていたという。
 新撰組と剣豪の話 目次
新撰組隊士

新撰組と時代背景
近藤勇
土方歳三
沖田総司
永倉新八
斎藤一
原田左之助
藤堂平助
島田魁
林信太郎
山野八十八
大石鍬次郎
尾形俊太郎
山南敬助
山崎烝
芹沢鴨
新見錦
平山五郎
武田観柳斎
谷三十郎
伊東甲子太郎
篠原泰之助

志士たち

坂本龍馬
中岡慎太郎
岡田以蔵
桂小五郎
河上彦斎
西郷隆盛
大久保利通
中村半次郎

剣豪

吉岡直綱
上泉伊勢守信綱
念阿弥慈音
斎藤歓之助
逸見宗助
小野忠常
加藤久
仏生寺弥助虎正
荒木又右衛門
堀部安兵衛
佐々木小次郎
高柳又四郎
千葉周作
柳生十兵衛
柳生兵庫助
宮本武蔵
大石進
半沢成恒
小野忠明
古藤田俊直
樋口定次
師岡一羽
辻月丹
斎藤弥九郎
東郷重位
剣豪学

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