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フランボワイヤン・ワールド
新撰組と剣豪の話
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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イオの末裔
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東郷藤兵衛重位(とうごうとうびょうえしげただ)

▼東郷重位のプロフィール
示現流
永禄4年~寛永20年(1561~1643)
通称、弥十郎、藤兵衛。肥前守と称す。流儀では重位をチュウイと訓む。
薩摩藩門外不出の剣法・示現流を興した剣豪である。示現流はもともと戦場で勝つことを目標としたもので、最初の一刀に全生命をかけ、その一刀で敵を両断するか、さもなくば倒されるという気迫の剣法である。平和な江戸時代に多くの剣術流派が古い形を失ったが、門外不出の示現流は変化を免れ、内乱が繰り返された幕末から明治維新の時代にはひときわ注目されることになった

■一刀のもとに斬り倒す玉砕主義的剣法

 東郷藤兵衛重位は薩摩藩門外不出の兵法だった示現流を興した剣豪である。
 示現流の特徴は「一太刀の打ち」といわれ、一太刀の激しい攻撃がそのまま防御を兼ね、先を制するとするものである。
 つまり、最初の一刀に全生命をかけ、その一刀で敵を両断するか、さもなくば倒されるというのが示現流なのである。
 練習方法も変わっている。示現流では稽古といっても、防具をつけた2人が竹刀で勝負を競ったりはしない。示現流の基本は「立木打(たてぎうち)」にある。これは、椎または栗などの堅牢な木を直径3~5寸、長さ9尺ほどに切り、その3尺ばかりを地中に埋めて立て、なら、くぬぎなどの棒を持ち、4、5間の距離から走りかかり、右から左から打ちつけるというものである。
 その構えは蜻蛉(とんぼ)と呼ばれる。右頭上に木刀を構えた型である。この姿勢から、甲高いかけ声とともに、繰り返し繰り返し立木を打ち続けるのである。立木を数本立て、その間を駆けめぐりながら打つ「打ちまくり」という稽古もある。
 東郷重位の時代からこの基本は変わらず、明治維新まで受け継がれた。

■善吉和尚から天真正示顕流を学ぶ

 示現流の起源は、飯篠長威斎の天真正伝神道流である。
 永禄ころ、天真正伝神道流の流れを汲む常陸の郷士・十瀬与三左衛門長宗が鹿島神宮に参篭し、やがて空を舞う燕を斬る術を得て天真正自顕流を開いた。
 十瀬の門人に金子新九郎盛貞がおり、その門人に赤坂新九郎政雅がいた。政雅は父の仇を討つために13才で金子に入門し、17才で免許皆伝、19才の時に父の仇を討った。そののち僧となって会津天寧寺の曇吉和尚に入門し、善吉と号した。会津の天寧寺が戦火で焼けると曇吉も善吉も京に上り、寺町鞍馬口に万松山天寧寺を建立した。
 ここに重位がやって来て、善吉和尚から示現流を伝授されたのである。

■示現流を大成し薩摩藩の剣術師範になる

 善吉和尚から自顕流の皆伝を受けたといっても重位の剣法はまだ確立されたわけではなかったようだ。薩摩に帰った重位はさらに思索と鍛練を重ねた。
 そうするうちに彼の剣名も高まり、四方から挑戦者がやってきたが、重位はこれらの者たち四十余名をことごとく退けたという。
 やがて重位の剣の腕前は藩主・津島家久の耳にも届いた。
 慶長9年(1604)、家久は当時の薩摩藩剣術師範で、彼自身も師事していたタイ捨流の東新之丞に重位との勝負を命じた。試合は木刀で行われ、重位が勝った。
 驚いた家久は奥座敷に重位を呼び、彼に木刀を与え、自分は真剣を持って勝負しようとした。が、重位は真剣に向かっても自若として顔色一つ変えない。家久は大いに感心し、重位の剣技を褒め、自分の持っていた副刀を彼に下賜した。
 このときから重位は薩摩藩の剣術師範となり、四百石の禄を得るようになったが、それからというもの薩摩藩の武士たちはほとんどが自顕流を学ぶようになった。
 自顕流の文字を示現流と改めたのもこのころのことらしい。
 自顕という字には、自らあらわれるという意味があるが、武士の中で頭のいい者はその意味を考え、それなら自分の中に自顕流はあるだろうと思い、自分勝手に流派を立て、本来の自顕流を学ばなくなるかも知れない。
 そこで、観音経の中にある示現神通力という言葉から示現の2文字を選び、それを流派名としたのである。
 新撰組と剣豪の話 目次
新撰組隊士

新撰組と時代背景
近藤勇
土方歳三
沖田総司
永倉新八
斎藤一
原田左之助
藤堂平助
島田魁
林信太郎
山野八十八
大石鍬次郎
尾形俊太郎
山南敬助
山崎烝
芹沢鴨
新見錦
平山五郎
武田観柳斎
谷三十郎
伊東甲子太郎
篠原泰之助

志士たち

坂本龍馬
中岡慎太郎
岡田以蔵
桂小五郎
河上彦斎
西郷隆盛
大久保利通
中村半次郎

剣豪

吉岡直綱
上泉伊勢守信綱
念阿弥慈音
斎藤歓之助
逸見宗助
小野忠常
加藤久
仏生寺弥助虎正
荒木又右衛門
堀部安兵衛
佐々木小次郎
高柳又四郎
千葉周作
柳生十兵衛
柳生兵庫助
宮本武蔵
大石進
半沢成恒
小野忠明
古藤田俊直
樋口定次
師岡一羽
辻月丹
斎藤弥九郎
東郷重位
剣豪学

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