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フランボワイヤン・ワールド
新撰組と剣豪の話
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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イオの末裔
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吉岡直綱(よしおかなおつな)

▼吉岡直綱のプロフィール
吉岡流
生没年未詳(17世紀初頭の人)
どうにかして有名になりたいと考えていた宮本武蔵が、決闘の相手に選んだ京都随一の剣豪である。吉岡家はかつて足利将軍家の兵法師範を勤めていた武門の名家で、武蔵の時代には直綱が当主だった。一般的には武蔵に負けたとされているが、これは武蔵側の記録が有名すぎるためで、吉岡側の記録では直綱が武蔵に勝ったことになっている。

■足利将軍家の兵法師範を勤めた吉岡家

 吉岡直綱は前名は清十郎といい、父を継いでからは憲法と名乗った。
 宮本武蔵の伝記『二天記』によれば、慶長9年春、当時21才だった武蔵と試合をして敗れたとされている。
 負けてしまったのでは本当に剣豪だったのかどうかわからないともいえるが、『二天記』はあくまでも武蔵の直弟子たちの話を基に作られた武蔵伝なので、武蔵が勝ったと書くのは当然である。
 貞享元年(1674)に世に出た吉岡側の資料『吉岡伝』では、この試合では直綱が勝ったとされているのだから、実のところどっちが勝ったのかは決めがたい。
 しかし、21才の武蔵がわざわざ京に上り、自らの名を売るための対戦相手として吉岡憲法直綱を選んだことは確かだ。これだけでも、当時直綱がかなりの腕前であり、京都での評判も高かったことがわかる。
 もともと、吉岡家は足利将軍家の兵法師範を勤めていた武門の名家である。
家祖・吉岡直元は足利12代将軍義晴に仕えて軍功をあげたが、彼以来その弟・直光、直光の息子・直賢が足利将軍の兵法師範を勤めたのである。
 この直賢は、15代将軍足利義昭の前で武蔵の父・新免無二斎と試合をしたとされている人物であり、武蔵と蓮台野で試合した直綱は直賢の長男である。
 吉岡家の流派は吉岡流で、鬼一法眼に発する京八流の流れを汲むといわれるが、正確なところはわからない。
 将軍家師範の家として古くから今出川(現在の同志社大学のあたり)に兵法所(道場)を構え、京都の人々からは「けんぽうの家」と呼ばれていたという。
 憲法という名は、吉岡家の人々が古を好み、義を守り、正直を法律としていたところから世人が与えたものだが、これが吉岡家の屋号となり、家の当主は代々憲法と名乗ったのである。

■蓮台野と一乗寺下り松の決闘

 吉岡一門と宮本武蔵の戦いは、『二天記』によれば次のようなものだった。
 まず、武蔵と直綱の試合だが、これは京都洛外の蓮台野で行われ、直綱は真剣、武蔵は木刀で戦い、武蔵が勝った。
 木刀で打たれて気を失った直綱は門弟たちに家に運ばれ、そこで意識を取り戻したが、負けたことを恥じて剃髪してしまった。
 すると、今度は直綱の弟・直重(伝七郎ともいう)が武蔵に挑んだ。直重は勇猛で知られた男で、5尺あまりの大木刀を持って来た。ところが、この木刀を武蔵に奪われ、撃ち倒されて死んでしまった。
 こののち、直綱の息子・又七郎は数十人の兵を率い、弓箭まで持ち出し、洛外東北の一乗寺下り松というところで武蔵と対戦した。しかし、またしても吉岡側は敗れ、又七郎は斬り殺され、他の者たちも逃げだした。
 こうして、武蔵のために吉岡家はついに断絶してしまったという。
 しかし、吉岡側の資料である『吉岡伝』ではまったく違う内容になっている。
これによると、武蔵と直綱の試合は京都所司代板倉伊賀守勝重の仲介で行われ、心力を尽くした戦いののちに、ついに武蔵の方が眉間を撃たれておびただしい血を流した。そこで、多くの者が直綱の勝ちといったが、相打ちという者もいた。
 「それなら明日またもう一度やろうじゃないか」と直綱がいうと、武蔵は「直綱との勝負はすでに決まった。今度は弟の直重とやりたい」といった。
 そこで日を定めて試合ということになったが、その試合の前に武蔵はこっそり逃げ出してしまったのだという。
 新撰組と剣豪の話 目次
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新撰組と時代背景
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