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フランボワイヤン・ワールド
新撰組と剣豪の話
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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イオの末裔
〔Kindle版〕

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念阿弥慈音(ねんなみじおん)

▼念阿弥慈音のプロフィール
念流
正平6年~?(1351~?)
日本の剣術流派の流れの中で、一番最初に位置する剣豪である。諸国を巡って兵法を教え、その高弟に坂東八士、京六士といわれる14人がいたといわれている。数多い日本の剣術流派の中でも陰流、一刀流(中条流から興る)、神道流は特に勢力が大きく、三大流派と呼ばれるが、このうち中条流と陰流が慈音の弟子たちから生じたといわれる。

■日本最古の剣術流派の祖

 慈音は慈恩とも書く。俗名は相馬四郎義元。
 足利時代に登場した日本の剣術流派の流れの中で、一番最初に位置する剣豪である。
 古いだけに真の姿がはっきりせず、伝説的で神秘的な人物だが、慈音の影響下から多くの流派が生まれることになった。
 慈音は諸国を巡って兵法を教え、その高弟に坂東八士、京六士といわれる14人がいたといわれている。
 二階堂右馬助、赤松三首座茲三、猿神前、堤宝山(堤法讃)、畠山古泉入道、沼田法印、塀和豊前守、甲斐豊前守、中条兵庫助(長秀)、土岐近江守、京極民部少輔、四宮弾正左衛門、潮肥後守、畠山駿河守である。
 このうち、二階堂右馬助は二階堂流、赤松三首座は正法念流・馬庭念流、堤宝山は宝山流、中条兵庫助は中条流、猿神前(年代はあわないが、愛洲移香斎だといわれる)は陰流、沼田法印は丹石流を興した武芸者である。
 幕末に750以上もあった剣術流派の中で最も隆盛したのは三大流派である陰流、一刀流(中条流から興る)、神道流であるが、このうち中条流と陰流が慈音と関係づけられているのは注目にあたいする。猿神前という人物を愛洲移香斎と同一視するなどは相当なこじつけには違いないが、それほどまでに慈音の影響力が大きかったということだろう。

■神秘的な謎に包まれた真の姿

 しかし、そうはいっても、慈音がどのような剣豪だったのか、事実はほとんど闇の中である。
 『武芸小伝』では、慈音は九州鵜戸の岩屋に篭もり、夢の中で刀術の妙を得たとだけ紹介されている。ずっとのちのことではあるが、陰流を興した愛洲移香斎もまた鵜戸の岩屋に篭もったという伝説がある。移香斎はここで蜘蛛に化けた老翁から剣術の妙を悟ったとされているから、慈音にもまた同様の神秘的体験があったのかもしれない。
 群馬県多野郡吉井町にある樋口家は現在まで馬庭念流を伝える宗家として知られるが、同家に伝わる文書にも慈音について述べたものがある。
 それによれば、慈音は奥州相馬の人、相馬四郎左衛門忠重の子である。忠重は強弓をもって名があり、新田義貞に属し戦功があったが、悪人のために殺された。このとき慈音は5才。乳母に育てられた慈音は7才で相州藤沢の遊行上人に弟子入りし、念阿弥と称した。父の仇討ちのために剣術を習い、10才のときに京都鞍馬山で修行中に異界の人に会って妙術を授かった。鎌倉寿福寺の神僧から秘伝を受けたのが16才、18才のときには九州は筑紫の安楽寺で剣の奥秘を感得したとされている。『武芸小伝』にあるように鵜戸の岩屋で神秘的体験をしたとすれば、おそらくはこのころのことだろう。こののち、慈音は還俗して相馬四郎義元を名乗って父の仇討ちを果たすが、それから禅門に入って名を慈音と改めたのである。それ以来、慈音は剣法修行のために諸国を巡ったが、応永15年(1408)ころには前述したように坂東八士、京六士といわれる14人の弟子がいたという。なお、樋口家文書によれば、樋口念流(馬庭念流)の祖とされる樋口太郎兼重も14人の1人だったとされている。
 これが樋口文書の伝える慈音だが、異界の人だとか神僧だとかが登場して、相変わらず謎めいていることに変わりない。とはいえ、誕生期の剣豪たちにこの種の神秘体験が多いことも確かである。剣の道を極めるために神仏に祈り、極限状態まで自分を追い込めば、神秘体験は誰にでも起こり得る。だから、いくら謎めいているからといって、彼らが剣豪であったことを否定するわけにはいかないのである。
 新撰組と剣豪の話 目次
新撰組隊士

新撰組と時代背景
近藤勇
土方歳三
沖田総司
永倉新八
斎藤一
原田左之助
藤堂平助
島田魁
林信太郎
山野八十八
大石鍬次郎
尾形俊太郎
山南敬助
山崎烝
芹沢鴨
新見錦
平山五郎
武田観柳斎
谷三十郎
伊東甲子太郎
篠原泰之助

志士たち

坂本龍馬
中岡慎太郎
岡田以蔵
桂小五郎
河上彦斎
西郷隆盛
大久保利通
中村半次郎

剣豪

吉岡直綱
上泉伊勢守信綱
念阿弥慈音
斎藤歓之助
逸見宗助
小野忠常
加藤久
仏生寺弥助虎正
荒木又右衛門
堀部安兵衛
佐々木小次郎
高柳又四郎
千葉周作
柳生十兵衛
柳生兵庫助
宮本武蔵
大石進
半沢成恒
小野忠明
古藤田俊直
樋口定次
師岡一羽
辻月丹
斎藤弥九郎
東郷重位
剣豪学

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