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フランボワイヤン・ワールド
新撰組と剣豪の話
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
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イオの末裔
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桂小五郎(かつらこごろう)

●桂小五郎のプロフィール
長州藩尊攘派のリーダー
神道無念流
天保四年(1833)~明治十年(1877)
西郷隆盛、大久保利通とともに“維新の三傑”といわれる英雄である。若き日に吉田松陰に師事し、長州藩尊攘派のリーダーとなった。剣は神道無念流・斉藤弥九郎の「練兵館」で塾頭を務めたほどの腕前だった。坂本龍馬、中岡新太郎の斡旋で西郷隆盛と会い、薩長同盟を結んだ。何事にも慎重だったので「逃げの小五郎」という異名もあった。

■吉田松陰と斉藤弥九郎に学ぶ

 後に木戸孝允という名になる桂小五郎は天保四年(1863)、長門国萩の藩医・和田家に生まれた。8才のときに、隣家の藩士桂家の養子となったことから、桂小五郎となった。
 やがて藩校明倫館に入り、ここで兵学教授だった吉田松陰と出会った。松陰は桂より3才しか年上でなかったが、尊攘思想家として名高く、桂は師弟関係を結んだ。こうして、松陰のもとで学ぶうち、桂は長州の改革派のリーダー的存在となった。
 高杉晋作や久坂玄瑞は桂より数歳後輩であって、桂が長州藩革新派の最年長だったのである。
 学問と同時に、柳生新陰流・内藤作兵衛のもとで剣術も修行した。
 嘉永五年(1852)、江戸三大道場のひとつ「練兵館」を主催する斉藤弥九郎の長男・新太郎が武者修行で萩に立ち寄り、萩の藩士たちを次々に打ち負かすということがあった。これが縁で、この年、桂は武者修行のために江戸に遊学し、練兵館に入門、神道無念流を学ぶことになる。
 この斉藤弥九郎も、吉田松陰と同じく桂に大きな影響を与えた一人だった。
 斉藤弥九郎はこれからの時代は剣術だけでは駄目だと考え、当時の一流の知識人と積極的に交流した特殊な剣豪だった。このつながりから桂は江川太郎左衛門などから西洋兵学、造船術なども学ぶのだ。
 剣術の腕もめきめきと上達し、わずか一年で塾頭を務めるまでになり、その剣名は他道場にまで広まった。

■新撰組の目を盗んだ芸妓とのロマンス

 安政六年(1859)、安政の大獄で吉田松陰が処刑された後、桂は江戸藩邸の大検使に昇進し、長州藩反幕派の指導的立場に立った。
 このころ、長州藩上層部は公武合体、開国論が主流だったが、桂は水戸の急進派と密約を結ぶなど、その逆を進んだ。
さらに、長州藩の革新派を指導して藩論の転換を画策、文久二年(1862)、尊王攘夷を藩論とすることに成功する。
 こうして尊王攘夷に固まった長州藩は朝廷とも手を結び、幕府に大きな影響を与えた。
 ところが、文久三年、8月18日の政変で尊攘派の長州藩は京都から追放されることになった。
桂は危険な地下活動を続けたが、元治元年(1864)6月の池田屋事件はまさに危機一髪だった。その日、桂もまた池田屋の会合に参加する予定だったが、時間を間違えたために危うく難を逃れたのである。
 だが、危険な地下活動のさなか、桂と芸妓・幾松とのロマンスは有名である。
 新撰組などに命を狙われていた桂は乞食に変装して二条大橋の下に潜んだが、そこに幾松が夜にまぎれて握り飯を運んだのだという。
 新撰組の藤堂平助はこのことを知っていたが、二人の苦衷を思い、黙認したという話もある。
 しかも、この芸妓・幾松が後に桂の正妻・松子夫人となるのである。
 7月、巻き返しを図る長州藩は京都を攻めるが完敗(禁門の変)、これによって長州藩は完全に朝敵となってしまった。やむなく桂は但馬(兵庫県)に潜伏した。
 桂は翌慶応元年4月に長州に戻るが、この間、彼がどこにいるのか知る者はなかった。
 このように桂は何事にも慎重だったので、後に「逃げの小五郎」と呼ばれた。

■昨日の敵の薩摩と結んだ薩長同盟

 禁門の変の直後、幕府が第1次長州征伐を計画すると、長州藩上層部は恭順謝罪を訴えて事を収めた。
 これに対して尊攘改革派の高杉晋作らがクーデターを起こし、実権を握った。
 慶応元年4月に長州に戻った桂はすぐにも藩政をリードし始めた。
 おりしも、坂本龍馬と中岡慎太郎が薩長同盟を目指して積極的に飛び回っていた。
 閏5月、この二人の斡旋で、桂は下関で薩摩の西郷隆盛と会談を持つ約束をした。
 このときは西郷が勝手に予定を変えて現われなかったので、「薩摩人はこれだから嫌いだ」といって桂はおおいに腹を立て、坂本たちが桂をなだめたといわれている。
 だが、情勢は変わりつつあった。
 幕府は長州への処分が寛大すぎると考え、慶応元年9月に第2次長州征伐の許可を朝廷に求めるが、これに対し薩摩藩が出兵拒否を表明したのである。
 第1次長州征伐で総参謀を務めた西郷隆盛が、今は内戦のときではないとして、薩摩藩の意見をまとめ上げたのだ。
 坂本と中岡も薩長同盟実現への動きをやめなかった。
 慶応二年1月、桂は再び、今度は京都の小松帯刀の邸で西郷と会うことになった。
 こうして、坂本龍馬を保証人として、薩長同盟が結ばれた。
 慶応二年6月、幕府が第2次長州征伐軍を派遣したが、薩摩藩のおかげで銃や砲を入手した長州藩は幕府軍を圧倒した。これによって幕府の権威は完全に失われたのである。

■西郷、大久保と並び称された功績

 その後、倒幕派の攻撃をかわすため、公武合体派の土佐藩主導で最後の賭けともいえる大政奉還が行われたが、その影で薩摩藩が動き、朝廷から倒幕の秘密命令が下った。
 桂は薩摩藩の大久保利通と会い、出兵の盟約を結んだ。
 この段階では長州はまだ朝敵だったが、情勢は急激に動いた。
 12月9日、大久保らの活躍で王政復古の大号令が発せられた。これは新政府内から徳川家を排除する一種のクーデターだった。
 ここに来て、長州藩が政治の表舞台に立てるようになった。
 桂はすぐにも新政府の要職に就き、長州派の代表となった。
 これ以降、桂小五郎(木戸孝允)は新政府内で最も開明的な政治家として、版籍奉還、三権分立など、様々な新構想を打ち出した。
 しかし、桂はかなり神経質な性格だったので、明治の新政府が大久保中心に動くのが我慢ならず、腹を立てて政府を去るということもあった。
 明治10年(1877)、重病の床にいた木戸は、死の直前に「西郷、もういいかげんにしろ」とつぶやいたという。
 かつて、桂とともに薩長同盟を成立させた西郷は、すでに新政府を飛び出して九州におり、いまや政府の最大の敵となって西南戦争を戦っていたのである。
 新撰組と剣豪の話 目次
新撰組隊士

新撰組と時代背景
近藤勇
土方歳三
沖田総司
永倉新八
斎藤一
原田左之助
藤堂平助
島田魁
林信太郎
山野八十八
大石鍬次郎
尾形俊太郎
山南敬助
山崎烝
芹沢鴨
新見錦
平山五郎
武田観柳斎
谷三十郎
伊東甲子太郎
篠原泰之助

志士たち

坂本龍馬
中岡慎太郎
岡田以蔵
桂小五郎
河上彦斎
西郷隆盛
大久保利通
中村半次郎

剣豪

吉岡直綱
上泉伊勢守信綱
念阿弥慈音
斎藤歓之助
逸見宗助
小野忠常
加藤久
仏生寺弥助虎正
荒木又右衛門
堀部安兵衛
佐々木小次郎
高柳又四郎
千葉周作
柳生十兵衛
柳生兵庫助
宮本武蔵
大石進
半沢成恒
小野忠明
古藤田俊直
樋口定次
師岡一羽
辻月丹
斎藤弥九郎
東郷重位
剣豪学

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