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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

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《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語◆第八章について
第八章■新約聖書の時代
(BC10~AD100年ころ)
◆イエスの奇跡と裏切り者ユダ、十二使徒の活躍。そして伝道者パウロによるキリスト教の新時代


 この章では、新約聖書の『福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)』と『使徒言行録』に登場する人々を紹介している。

 紀元前2世紀に起こったマカバイの乱によって、ユダヤはとにかくも独立国家となった。
 これは、ユダヤ民族にとって、大きな夢の実現だった。
 しかし、喜びは長く続かなかった。やがて、独立国家の内部で支配者と被支配者の利害が激しく対立し、国民の間に大きな差別が生まれるようになったのである。
 しかも、紀元前63年には、ユダヤは再び独立国家としての体裁を失い、ローマ帝国の属州シリアに編入された。
 こうして、ユダヤの人々は、対外的にはローマの巨大な圧力に苦しみ、国内においては支配者と被支配者、保守派と革新派、貴族階級と貧民階級といった対立に苦しむことになったのである。
 多くの貧しい人々は、途方に暮れるしかなかった。本来なら、民衆の精神を擁護すべき祭司連中までが、支配者として彼らを搾取した。
 民衆はローマからも、神殿からも重税を課せられ、二重に苦しんだ。

 ここで紹介するのは、このような時代に登場し、とくに貧しい人々の人気を得ることでキリスト教を創始したとされるイエスと、彼の周囲に集まった人々の物語である。

 物語の主な内容と登場人物は次のようになっている。


【イエスの物語】
 キリスト教の創始者とされるイエスの物語である。

●救世主イエスの誕生//|イエスマリアヨセフカスパルシメオンアンナヘロデ大王

●洗礼者ヨハネの物語//|ヨハネザカリアエリザベトヘロデ・アンティパスサロメ

●イエスの伝道と奇跡//|ヤイロバルティマイザアカイラザロマルタマリアラザロニコデモ

●イエスの死と復活//|ユダカイアファピラトシモンヨセフマリアクレオパ

【使徒たちの物語】
 イエスに従った使徒たちの物語と、イエスの死後に活躍したキリスト教徒の物語である。

●十二使徒たち//|ペトロアンデレヤコブヨハネマタイフィリポバルトロマイトマスシモンユダヤコブマティア

●初期キリスト教団の活動//|アンナスバルナバアナニアガマリエルステファノフィリポシモンタビタコルネリウスヘロデ・アグリッパ1世

●使徒パウロの伝道旅行//|パウロアナニアバル・イエステモテリディアシラスアキラスケワデメトリオエウティコリシアフェリクスフェストゥス
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