小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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福音書 |
十二使徒たち(11) |
ヤコブ |
James|「かかとをつかむもの」|ヘブライ語 |
■12部族と12人の使徒
イエスの弟子、十二使徒の1人。
彼はアルファイの子であり、ゼベタイの子ヤコブと区別するために小ヤコブと呼ばれることもある。
十二使徒の中では最も周辺的で目立たない存在で、名前しか知られていない。
それでも、いつも十二使徒として行動を共にしていたらしい。
イエスの死後、イエスを裏切ったイスカリオテのユダが後悔から自殺したために、十二使徒が11人になってしまい、新しい使徒を選ぶ必要があった。
このときもアルファイの子ヤコブは、他の使徒たちと共にエルサレムの宿屋の2階の広間に集まった。
この会合で新しい使徒としてマティアが選ばれ、使徒は再び12人となったのである。
ちなみに、使徒というのはイエスによって直接選ばれ、福音を述べ伝えるために派遣された者のことである。
これが12人なのはイスラエルが古くは12部族から構成されていたからで、イエスもこの事を考慮して12人を選んだといわれている。
イスカリオテのユダの死後にマティアが選ばれたのも、この人数を満たすためだった。 |
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