小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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使徒言行録 |
使徒パウロの伝道旅行(4) |
テモテ |
Timothy|「神を崇める」|ギリシア語 |
■福音に仕える
使徒パウロの第2回と第3回の伝道旅行に参加したパウロの弟子。
体が弱く、内気な性格だったが、献身的にパウロに尽くした。
母はユダヤ教からキリスト教に改宗したユダヤ人、父はギリシア人だったので、テモテはキリスト教徒ではあったが当初は割礼を受けていなかった。
パウロの勧めで割礼を受けて伝道旅行に参加した。
個人的にことさら目立った行動をするタイプではないが、パウロから深く信頼されていた。
パウロは晩年にローマへ旅し、そこで捕らえられて殉教することになるが、ローマの獄中からマケドニアのフィリピの教会へ当てた手紙の中で、テモテのことを次のように語っている。
「テモテのようにわたしと同じ思いを抱いて、親身になってあなたがたのことを心にかけている者はほかにいないのです。他の人は皆、イエス・キリストのことではなく、自分のことを追い求めています。テモテが確かな人物であることはあなたがたが認めるところであり、息子が父に仕えるように、彼はわたしと共に福音に仕えました」。 |
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