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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
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 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(348)
福音書
救世主イエスの誕生(4)
カスパル
Caspar
■東方の三賢者


 イエスを知って、東方から礼拝にやって来た3人の占星術学者の1人。聖書には名はないが、後にそれぞれカスパル、メルキオル、バルタサルと名付けられた。
 3人はエルサレムに着くと人々にいった。
「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです」。
 ユダヤ王ヘロデも人々も不安になった。
 王は取り巻きの学者たちを集めてメシア(救世主)が生まれる場所を問うた。
 学者たちは『ミカ書』の言葉を引用して、それはユダヤのベツレヘムだといった。
 そこで、ヘロデはその子を殺そうと考え、東方の占星術学者たちを呼び寄せると星の現れた時期を確かめ、その子を見つけたら連絡するよう命じてベツレヘムに送り出した。
 彼らがが出かけると、東方で見た星が現れて彼らを導き、ついに幼子のいる家の上に止まった。
 学者たちが家に入ると、幼子は母マリアと一緒にいた。
 学者たちは幼子を拝み、贈り物を捧げた。
 しかし、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあり、そのまま自分たちの国に帰ったのである。
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登場人物で読む聖書の物語 第八章 目次
第八章■新約聖書の時代
(BC10~AD100年ころ)
◆イエスの奇跡と裏切り者ユダ、十二使徒の活躍。そして伝道者パウロによるキリスト教の新時代

第八章について
●救世主イエスの誕生//|イエスマリアヨセフカスパルシメオンアンナヘロデ大王
●洗礼者ヨハネの物語//|ヨハネザカリアエリサベトヘロデ・アンティパスサロメ
●イエスの伝道と奇跡//|ヤイロバルティマイザアカイラザロマルタマリアラザロニコデモ
●イエスの死と復活//|ユダカイアファピラトシモンヨセフマリアクレオパ
●十二使徒たち//|ペトロアンデレヤコブヨハネマタイフィリポバルトロマイトマスシモンユダヤコブマティア
●初期キリスト教団の活動//|アンナスバルナバアナニアガマリエルステファノフィリポシモンタビタコルネリウスヘロデ・アグリッパ1世
●使徒パウロの伝道旅行//|パウロアナニアバル・イエステモテリディアシラスアキラスケワデメトリオエウティコリシアフェリクスフェストゥス
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