小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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福音書 |
救世主イエスの誕生(3) |
ヨセフ |
Joseph|「神が増し加えられますように」|ヘブライ語 |
■神の子を持つ大工
聖霊によってイエスを産んだマリアの夫。優しく行いの正しい大工だった。
マリアがイエスを身ごもったのはまだ婚約中のことだったので、ヨセフはマリアが姦淫の罪を犯したのではないかと疑い、密かに縁を切る決心をした。
すると、天使が夢に現れていった。
「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである」。
そこで、敬虔なヨセフは天使の命令どおり妻を迎え入れ、男の子が産まれるまでマリアと関係することはなかった。
そして、その子をイエスと名付けた。
ところが、ちょうどこの頃、ユダヤの支配者ヘロデ大王は東方の占星学者からベツレヘムの村で将来ユダヤの王になる者が誕生したと聞き、その村で産まれた赤子たちを虐殺しようとしていた。
これを天使がヨセフに告げたので、ヨセフはイエスとマリアを連れてエジプトへ逃げた。
そして、ヘロデ大王の死後にユダヤに戻り、ガリラヤ地方のナザレに住んだのである。 |
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