小説
イオの末裔
〔Kindle版〕
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《内容》
教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。 |
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福音書 |
イエスの死と復活(6) |
マリア |
Mary|「神の贈り物」|ヘブライ語 |
■イエスの復活
イエス復活の最初の証人となった女。
ガリラヤ湖畔の町マグダラの出身で、マグダラのマリアと呼ばれる。
福音書にはイエスを信じた女の名前はあまり登場しないが、イエスの教えに心酔した女性は多く、イエスや弟子たちの資金援助や身の回りの世話をして奉仕した。
マグダラのマリアもそのような女で、イエスの処刑にも埋葬にも足を運んだ。
イエスの処刑の日から数えて3日目の日曜の明け方には、彼女はほかに2人の女性と、イエスの遺体に油を塗るために墓へ行った。
その道すがら、彼女たちは墓の入口の石をだれが転がしてくれるだろうかと心配した。
ところが墓に着いてみると、入口の石が横に転がされているばかりか、墓の中にイエスの遺体はなく、その代わりに白い衣を着た若者がいた。
その若者がいった。
「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを探しているが、あの方は復活なさってここにはおられない。行って、弟子たちとペトロに告げなさい」
こうして、マグダラのマリアはイエス復活の最初の証人となった。 |
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