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フランボワイヤン・ワールド
登場人物で読む聖書の物語
フランボワイヤン・ワールド・トップ登場人物で読む聖書の物語目次
 小説
イオの末裔
〔Kindle版〕

販売開始しました。
《内容》
 教団拡大のために凶悪な犯罪もいとわない《鬼神真教》の教祖・サヤ婆(鬼塚サヤ)の孫として生まれた鬼塚宏樹(主人公=私)は鬼塚一族の残酷な行為を嫌って一族の家から逃亡し、裏切り者として追われる身になる。その恐怖から彼は各地を転々として暮らすしかない。やがて彼は大都市のK市である女に出会い、一時的に幸福な暮らしを手に入れる。だが、そんなある日、大都市の町中でサヤ婆を狂信する磯崎夫妻の姿を見つける。そのときから、彼の恐怖の一日が始まる。恐るべき鬼塚一族の人々が次々と彼の行く手に出現する。…、そして、彼の逃亡がまた始まる。はたして、彼は逃げ切れるのか。鬼塚一族の魔の手を逃れ、自由な暮らしを手に入れられるのか。
登場人物で読む聖書の物語(371)
福音書
イエスの死と復活(7)
クレオパ
Cleopas
■ものわかりの悪い弟子たち


 イエス復活の日にイエスと出会った2人の弟子の1人。
 マグダラのマリアがイエスの復活を証言したので、その日のうちにイエスの復活は弟子たちの間で話題になった。
 クレオパともう1人の弟子もある村に向かって歩きながら、イエス復活を話題にした。
 そこに1人の男が近づいてきて、「歩きながら、やり取りしているその話は何のことですか」といった。
 この男こそイエスだったが、2人の弟子は気がつかず、クレオパはイエスの復活について説明した。これを聞いてイエスはいった。
「ああ、物分かりが悪く、心が鈍く預言者たちのいったことすべてを信じられない者たち、メシアは苦しみを受けて栄光に入ると、預言者たちがいっていたではないか」。
 しかし、クレオパたちはまだ彼がイエスだとわからなかった。
 目的の村に着くと2人の弟子はイエスに一緒に泊まるように勧めた。
 夜、食事の席でイエスは賛美の祈りを唱え、パンを裂いて弟子たちに渡した。
 このときふいに目が開け、2人の弟子はそれがイエスだと気がついたが、同時にイエスの姿は見えなくなったのである。
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登場人物で読む聖書の物語 第八章 目次
第八章■新約聖書の時代
(BC10~AD100年ころ)
◆イエスの奇跡と裏切り者ユダ、十二使徒の活躍。そして伝道者パウロによるキリスト教の新時代

第八章について
●救世主イエスの誕生//|イエスマリアヨセフカスパルシメオンアンナヘロデ大王
●洗礼者ヨハネの物語//|ヨハネザカリアエリサベトヘロデ・アンティパスサロメ
●イエスの伝道と奇跡//|ヤイロバルティマイザアカイラザロマルタマリアラザロニコデモ
●イエスの死と復活//|ユダカイアファピラトシモンヨセフマリアクレオパ
●十二使徒たち//|ペトロアンデレヤコブヨハネマタイフィリポバルトロマイトマスシモンユダヤコブマティア
●初期キリスト教団の活動//|アンナスバルナバアナニアガマリエルステファノフィリポシモンタビタコルネリウスヘロデ・アグリッパ1世
●使徒パウロの伝道旅行//|パウロアナニアバル・イエステモテリディアシラスアキラスケワデメトリオエウティコリシアフェリクスフェストゥス
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